2019年04月15日

鎮西日光

参道の土産物店通りは、おてきち的には寂びれた雰囲気に見えて。。。
三大稲荷社とはいえ、伏見稲荷ほどに観光客は来ないんでしょうねぇ~iconN37kao_7
と、稲荷神社にそれほど興味のない おてきちは軽く見ていたワケですよ・・・。

鎮西日光

ところがドッコイ!!楼門が現われた途端に・・・げっ!!こんなところに日光東照宮が!?
目を疑うくらいに楼門の姿は眩しくて。。。いつもなら、これだから稲荷神社は朱色が
ケバケバしくって嫌気がさすんだよなぁ・・・と、決まって一言目にはボヤいてから門をくぐるのですが

鎮西日光

楼門の総漆塗りの極彩色に偉容さではなく、異様さ?を感じつつも、その存在感に珍しく
心を打たれた?って感覚を持ったことも確かですねiconN36kao_7icon11
人の数は少なかったですが、やはり海外からの観光客が団体で見えてましたねiconN37kao_2

鎮西日光

九州の神社では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数らしく、商売人は初詣に祐徳さんへというのが
多いですよ、と以前、聞いたことがありますけど。。。
初めて来たのですが、どこかで見たような社殿の造り・・・あっ!!清水寺かyubi_2kao_16icon14

鎮西日光

どうもこの朱色がジャマをして、記憶の中にある様々な印象を変えてしまうものだから苦手ですね。
由緒としては、1687 (貞享4) 年 肥前・鹿島藩主・鍋島直朝公の夫人で、後陽成天皇の孫である
花山院 萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請されたのに始まるそうですフォルダiconN27

鎮西日光

とにかく本殿を目指して、階段を上ってみると致しましょうかねicon24
家の200段近い階段のことを思えば、これしきの階段は屁のカッパですよ(笑)
そうそう、書き忘れてましたが、親友いぬは主人が見てくれているので おてきちの自由時間ですiconN12

鎮西日光

階段を上って境内を見下ろすと、見て下さいよ・・・この屋根なんか銅板葺きじゃないですかね!?
カーブも美しいし、屋根職人でなくとも魅せられますなぁ~OKkao_16炎
よく考えたら、建物同士が離れていることも多いため、こうやって上から屋根を見ることって少ないですよね?

鎮西日光

境内の全体図としてはこんな感じですかね・・・。
階段の途中に立派な桜の木があったのですが、風で散ったのか、ほぼ葉桜といった状態で残念。
数えてなかったけど、本殿まで 100段ほどあったのかな・・・?

鎮西日光

本殿は高所にあるために、隣には有料のエレベーターが設置されていましたよiconN37kao_2icon12
有料というのはちょっと驚きましたが、そこはさすがお稲荷さん!!商売っ気たっぷりですな(笑)
しかも300円でお守り付きだそうで、エレベーターだけに 「運気上昇お守」 ですってさiconN37kao_7icon11

鎮西日光

ホントに人が少なくってラッキーでしたicon22kao_17楽譜
こんなふうに立派な建造物を人混みにもまれて観るのは、もったいない限り!!
極彩色ですが・・・お宝を目の前にすると、やはり興奮せずにはいられませんね(笑)

鎮西日光

仕方がない。ここは太閤秀吉の気分、いや、鎮西日光だから 家康殿の気分で
ぶらぶら散策すると致しましょうかねぇ~icon12face05icon12
パンフレットも貰ったのですが、これといって詳しい情報は記されてませんでしたね・・・。

鎮西日光

おぉ~!!舞台からの眺めもよかよかiconN36kao_22iconN07
外苑 東山つつじ園・花園」 が正面に見えて、つつじが咲く頃は最高の眺めみたいですよ。
それに ウグイスの声も、よく響いてました楽譜にわとり

鎮西日光

奥の院近くまで行ったのですが。。。コスプレをした女子2人と魔女?のような年齢不詳の
老婆が前を憚る?もので、思うように写真が撮れず・・・今回は縁がなかったと即座に
見切りをつけて階段を下ることにしましたicon23kao_9

鎮西日光

横から見ると、まるでジャングルジムのようですね(笑)
竹生島にもこのような 床下が清水寺と同 じ舞台造りになった 「舟廊下」 がありましたっけicon12
崖の急斜面に建っている建築物は、こうやって長さを調節 しながら水平に保つワケですね・・・。

鎮西日光

考えてみたら、確か安土城のデッキ部分も石垣面を利用した懸造りだったような。。。
全国の懸造りを巡るツアー!!とかあったら、なんとなく人気が出そうですなiconN36kao_21iconN32
明日は、敷地内にある 日本庭園を少し散策してみましょうかねiconN10kao_10iconN10

鎮西日光



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Posted by おてきち at 14:15 │ Comments( 4 ) 神社
この記事へのコメント
 ところで、本当の名は○○稲荷・・・かな。ところで鎮西と言えば大宰府。日光は勿論日光。なぜ本名を出さずに忌み名で通すのは、日本人の悪い癖・・・と思わないカナ。
 しかし、本当の大宰府はずっと小さいし、こんなすごさは全然ない。絶対本名で押し通すべき。
Posted by た at 2019年04月15日 19:11
出ました神の住む島。豊臣秀吉の朝鮮出兵の時のご座船・日本丸の廃材で造ったとの伝承がある舟廊下(重文)。それを渡ると竹生島神社に出る。ここで、有名な波兎文が生まれた。なので、竹生島文様とも言われている。縁起物、多産で繁栄の象徴を意味する。「緑樹影沈んで魚木に登る気色あり 月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか 面白の島の景色や」の謡曲に由来する文様。水面に映る月を白い兎にたとえ、きらきらと白く光って、まるで兎が波と戯れながら走っているように見えたという意味。
Posted by ハチ at 2019年04月16日 10:07
た様
新しく出来た当初というものは、全国的にも知名度が低いためなのか。。。
何かに便乗?というか、有名なモノに乗っかる?的な部分は、世界共通なんでしょうかね?
梅が咲く頃に、一度、大宰府にも行ってみたいものですな(^-^)
Posted by おてきちおてきち at 2019年04月16日 13:59
ハチ様
目に浮かぶようです(^-^)
秋の湖西から湖面を見ると、それはそれは美しい月明かりの道が出来ていて
この世の景色とは思えないほどに美しく、その道は竹生島へと続いていたのカモ(笑)
「竹生島文様」勉強になりました!!
郷土の自慢がひとつ増えたかな♪
Posted by おてきちおてきち at 2019年04月16日 14:02
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