2022年09月14日

飛田匡介に会いたい

いつもは直木賞作家の作品だからといって買ってまで読むことは
余程のことがない限り無いのですが。。。
今回は2200円を支払ってでも買って読んでみよう!!という衝動にかられ
今村翔吾氏の【塞王の楯】を手に入れ読むにつれ、引き込まれるようにして
戦国の世へと連れて行かれ、久しぶりに胸が熱くなるわ、涙は出るわのkao_18icon14
おてきちにとっては大事な1冊になりましたiconN37kao_10フォルダicon12

飛田匡介に会いたい

7月16日(土)に和邇図書館の開館30周年記念として、今村氏の講演会があり
コロナ禍なので抽選のもと開催されたのですが・・・
それでもおよそ500名ほどの方々が参加されていましたよiconN37kao_16icon14
話し方もとても気さくな雰囲気で、撮影タイムまで設けて下さったりと心遣いもピカイチicon12

やはり地元出身の作家自身が、滋賀の魅力について熱い思いを語る姿に
惚れ込んだというのもあるのですが、経歴もまた面白くダンスインストラクターを
された後、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビューをされたんだとかiconN37kao_7icon11

飛田匡介に会いたい

塞王の楯のストーリーは、近江の国・大津城を舞台に「最強の楯」を築こうとする
石垣職人の穴太衆と「至高の矛」でもって挑んでくる鉄砲職人の国友衆との
宿命の対決を描いた究極のエンターテインメント戦国小説となっていますiconN37kao_11iconN04

講演会では、塞王の楯に込めた想いを語って下さったのですが。。。
小説とは言っても、ある程度は史実に基づいた上での物語なワケですから
穴太衆のお宅へ行って取材をしたり、国友鉄砲と日野の大筒との違いについて
詳しく学んだりと、歴史小説ともなるとマニアの方々も多くおられたりするから
書き手側も気が抜けない・・・って感じでしょうかねiconN37kao_9icon10

飛田匡介に会いたい

最初「塞王の楯」の本を手にした時、あまりの分厚さにコレは読むのに時間が
掛かるよなぁ~って思っていたけれど、読み始めたら食事の時間も惜しむほどに
ストーリーの続きが気になって、珍しく夢中に読書を楽しんでましたね(笑)

また不思議と主人公の気持ちに寄り添いやすいというか。。。
それで熱い想いが込み上げて来るというか。。。
飛田匡介に会いたいです!!

飛田匡介に会いたい

今村氏の歴史小説は、読み出すと登場人物が身近な人たちに感じられて
自分も気配を殺して、その場に居て職人たちの話に耳を傾けている?
といったような、心を激しく揺さぶられる世界がそこには広がってるんですiconN36kao_22炎

次に選んだのは【八本目の槍】を買ってしまった(笑)
これまた戦国時代モノですが、今までにない石田三成の姿が浮かび上がる
戦国期の佐吉を中心とした若者たちの青春記?みたいな感じかなicon12kao_10icon12
仕事の休憩時間に「ちむどんどん」しながら、佐吉タイムを愉しんでおりまするフォルダハート


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Posted by おてきち at 16:17 │ Comments( 4 ) イベント
この記事へのコメント
私も飛田匡介に逢いたい。
知り合いに借りて読みました。
石積みの技術などの描写が続くと、めげそうになりながら、ストーリーが気になって最後までたどり着けましたよ。鴨川デルタで石積みをするアーティストも石の目をよんで、重心を見つけるんだろうな。
Posted by ほ at 2022年09月15日 16:17
ほ様
共感できる方が身近にいるってハッピーな気分です♬
鴨川デルタの作家さん!!
確かブラタモリだったかなぁ・・・何かの番組で目にしましたよ(笑)
きっと並外れた集中力の持ち主なんでしょうね(^-^)
Posted by おてきちおてきち at 2022年09月17日 14:05
 古希を過ぎると、何是か涙もろくなったような気もする。
 しかし、「本」では中々・・・。古物を見る鋭い目も、涙を出すのかナ。
Posted by たかはらまさなり at 2022年09月18日 11:31
たかはらまさなり様
フルネームでの登場には少々ビックリ(笑)
涙を流すことって健康上とても大事なんだって
どこかのお医者さんが言ってたような・・・
でもこの本で、おてきちは何度泣いたことか♬

ちなみに古物に関しては泣くという行為ではなく
感極まる!!だけど泣かない!!みたいな(^-^)
どちらかと言えば、頭の中では「喜びの宴」が開かれてるって感覚ですかね!!
Posted by おてきちおてきち at 2022年09月18日 12:37
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