おてきち見聞録

【いつでも君のそばにいる】
葉っぱ切り絵アーティストのリトさんの作品を知ったのは、去年の春頃だったかなぁ
最初に観た時には、もう感動の嵐で、ただただ見惚れては笑顔の繰り返し（笑）
世の中でこんなにハッピーな作品を作っている人がいるんだ、ってね


調べてみると、２０２０年より独学で制作をスタートされて、インスタやツイッターに
毎日のように投稿すると、それらの作品が注目を集め。。。
２０２１年５月、作品集「いつでも君のそばにいる」を出版されたんですね！！

いつか生で作品を観てみたいなぁ・・・とは思っていたのですが
これが偶然にも、年末に京都ＢＡＬの地下にある丸善（本屋さん）へ出掛けたところ
そちらでリトさんの作品＆本（サイン入り）のイベントが催されていたんですよ
しかも切り絵作品の写真撮影も
おてきちってやっぱ持ってますね（笑）


ミリ単位の精巧な作業でもって完成された葉っぱの切り絵は
観る者を自然と優しい気持ちにさせてくれるんです
まるで１枚の葉っぱに、ひとつの物語が凝縮され表現されているって感じかな


動物の表情や草木が風に揺れる感じまで、とても繊細な描写が切り絵でもって
表現されているあたりも、心動かされる理由のひとつなんだと思うワケですよ
子供心を忘れかけている？大人でも、童心に返って楽しめる貴重な葉っぱの切り絵作品
こんなにも近くで観ることが叶って、おてきちは幸せ者です


材料となる葉っぱは、自宅近くにある公園で拾い集めておいて
枯れないように加工するんだそうです
まず画用紙に下絵を描いて、次に葉っぱの裏側に水性ペンで下書きをしてから
小さい部分からデザインナイフで切り抜いた後、全体をカットして行くそうです。
おてきちも真似してやってみたけど、コレが根気との勝負で
一夜漬けなんかで出来るもんじゃないっすね（笑）


デザイン性も豊かというか・・・小さな葉っぱ１枚の世界での配置のバランスも絶妙だし
きっと背景に使っている空を巧みに利用して撮っているあたりも
リトさんの作品の魅力を更にパワーアップさせている発信方法なんでしょうね
ポケットに忍ばせて、イヤなことがあったら１人こっそり取り出してから
そっと覗けば優しい笑顔になれるかな（笑）