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Posted by 滋賀咲くブログ at

2013年08月27日

スムージーな朝・・・

旬の野菜や果物をたっぷりと使った ジュースやスムージーが楽しめるカフェが
長崎市の中心部にあるアルコア中通りに、2ヶ月前にオープンしたそうですface05iconN07
おてきち、早速ですが狙いをランチタイムに定めて行って参りましたよ!!
店内では、新鮮野菜も販売されていて、落ち着いたモノトーン基調のカウンター席で
数量限定の日替わりランチを関西弁にてオーダーiconN36face03icon28


最初にセットのサラダが登場ですiconN07その分量に絶句しつつもラッキー!!
こんなにサラダが食べられるのは、やはり野菜専門店ならではの魅力ですよねface05icon12
しかもこのドレッシングは、酸味と人参の甘味とが調和していて最高~!!
いくらでも野菜が食べられるので、日頃の野菜不足を補うかの如く夢中で食べましたiconN36face02icon14


この【Genki-cafe 】がある場所は、銀屋町といって江戸初期に誕生した町みたいで
中島川に架かる袋橋から、寺町に至る通りの辺りを呼ぶそうです。
またこの町名は、当時、銀細工職人が多く居住していたことに由来するそうですねiconN37face01

 
長崎における銀細工とはどのようなものだったのだろうか・・・?
調べてみると、ひとつは平戸の銀細工のようなものであったと推測されるらしく
現在の平戸には、当時の技術を受け継ぐものが無いようですが。。。
何とその技が秋田県に伝わったと紹介されていましたicon23face08
それは、平戸藩と秋田藩の江戸屋敷が隣同士であったらしいのと。。。
何と秋田県には銀山があったんですよねぇ~!!
といった ふたつの幸運によるモノらしいですよ・・・。
秋田の工芸品などを紹介するサイトで「銀線細工」を見ると、そのルーツは平戸にあり!!
またそれを伝えたのは、オランダ人であったとされているそうですface06icon12

貿易港として平戸を望んだポルトガル、その後のオランダ、イギリスなどは秀吉や徳川幕府の
干渉を嫌ったものと想像される中、幕府は貿易を独占するため平戸藩から長崎(天領)に港を移し
鎖国を行なったと考えられています。
その貿易の拠点であったオランダ商館などが移ったので、平戸在住であった銀細工師たちが
長崎に移り住んで来たとしても、それは当時にすれば自然な流れだったのでしょうね・・・。
銀屋町・・・。ここ掘れワンワンいぬiconN07中島川沿いば掘りよったら隠し銀など出て来るかぇface05iconN05    


Posted by おてきち at 15:30 Comments( 4 ) グルメ

2013年08月22日

文人陶

幻の焼き物!?と聞くと自然と血流の流れが良くなるのも事実で。。。
その幻と言われる理由にも興味が湧くものですface06icon12

特に製陶期間が約50年という短いものとなれば、それこそ伝世品が少ないという
理由で幻の焼き物と呼ばれるのはよく分かります・・・。
近江にも、彦根の絹屋半兵衛さんが開いた【絹屋窯】で焼かれた
先では民窯から井伊家の藩窯とまでなった湖東焼がありますが。。。
こちらも江戸後期から明治中頃までの だいたい約70年間に光彩を放ったとされる焼き物で
今でも収集家の間では珍重されるほどに、その姿は美しく人の心を虜にする焼き物です。
このように幕末に花開いた「文人陶」は、ここ長崎にも存在しているようですネiconN37face01iconN07

長与三彩 ( 大村藩 ) 、現川焼 ( 諌早藩 ) 、鵬ケ崎焼 ( 長崎 )
そして美しい染付の磁器で人気がある亀山焼 ( 長崎 ) などがスタメンのようですが
特にこの亀山焼は人気が高く、江戸後期、長崎奉行の肝入りで現在の長崎市伊良林にて
非常に優れた品格の高い文人陶を焼いていたそうです・・・。
それが評判になり、波佐見や有田皿山でもコピーものが焼かれるようになったとかicon23face08 icon11

それらを本物の長崎亀山焼と区別するために、通称アリガメ ( 亀山焼風有田焼 ) と呼んで
区別するという話もあるくらいに、幻の焼き物として地元では人気があるようです。 

何でも窯跡から発掘される陶片の80%以上は【アリガメ】と呼ばれて
そのモノの価値は、やはりワンランク下に見られるような日用雑器に近いモノだそうですね。


亀山焼は、町人が長崎に寄港するオランダ船へ水甕を売り込むために
伊良林に築窯したのが始まりで、亀 ( 甕 )山焼 というのが一応定説のようですface01

また歴史の流れは面白いもので、当時ヨーロッパのナポレオン戦争の影響とかで
外来船の長崎への寄港が少なくなり、経営が成り立たなくなった上に
奉行所の行政指導が 「 白磁への転換政策 」 だったこともあって。。。
材料費に関する心配などなく、全て一級品のモノが用意されていたようですねOKface07icon12

有田陶石よりも極上と言われる天草陶石を使ったり、絵付のための呉須は
当時は中国製の方が遥かに上質だったらしく、わざわざ中国からお取り寄せして
その絵付けに選ばれた文人画家は。。。
崎陽三筆と言われる、木下逸雲、祖門鉄翁・三浦梧門!!
さらに当時、大分県に居住していた田能村竹田にまで下絵を依頼して
文人画風の雅味のある絵付けによって、緻密に完成されたのが
この【亀山焼】と呼ばれる焼き物だそうですface06icon12

湖東焼も直弼公の暗殺さえなければ。。。きっともっと素晴らしい歴史を築けたハズ・・・。
おてきちも、いつしか出合うであろう幻の名品にワクワクしながら
今しばらく涼しくなる日まで自宅待機?中なのよねぇ~icon22face03icon10    


Posted by おてきち at 16:53 Comments( 2 ) 陶芸・焼物

2013年08月20日

夏夜の花シリーズ~第二弾~

猛暑、猛暑と言われても、暑苦しい夏にだって必ず終わりはあるはずface07icon11
だから火に油を注ぐ勢いで、暑さに炎を燃やして更に体感温度を上げようぞ!!
そんなことで、長崎市内でも有名な花火専門店へ花火を買い付けに行って参りました。


まるで店内は駄菓子屋さんっぽい雰囲気で、皆さんカゴを片手に好みの花火を
スーパーで野菜でも買うように普通にチョイスされているではありませんかicon23face08
おてきちは初デビューだったので素人全開で、何を選ぼうかと気持ちは焦るばかり。。。
打上げ連発ものや変わり種の珍品もの、それに新作花火まで細かく説明書きも添えられていて
それは悩む悩む・・・。思わず大人買いしそうになりましたが、そこは単価との相談です。
こう見えても おてきちは大人なので。。。
冷静に心から、本当に欲しいと願う花火を吟味することに致しましたicon22face05


しかも嬉しかったのは、会計を済ませると
「これ “おまけ” です。」 なぁ~んて突然におまけを入れて貰えたんですよ!!
生まれて初めて花火専門店でおまけを貰ったこの喜び・・・。
恥ずかしながらも喜びを隠せない、実はすこぶる純真な心の持ち主だったりするおてきちface06icon12


がしかぁ~しっ!!
花火に点火したツモリが、おてきちの心に火を点けた珍花火を発見したんですよface03炎
その花火の名前は【占ってケロ
パラシュートを付けたカエルのぬいぐるみが、約7mほど打ち上がる昼用花火で
飛び出て来たカエルの色で占いをするんですってiconN36face10iconN07
緑色➡(普通)
黄色➡(天使)
黒色➡(悪魔)
説明によると、もし黒色のカエルが出てきたとしても、思わず嬉しくなっちゃうほど
恐ろしくカワイイそうなんですよねぇ~!!
でも残念なことに大人気商品のため品切れだそうで、入荷は来年の夏みたいです・・・。
何があっても絶対におてきちは諦めないケロッicon21face09iconN30    


Posted by おてきち at 20:50 Comments( 4 ) その他

2013年08月16日

精霊流し

大量の爆竹による煙と破裂音とが長崎市内を包み込む、お盆の日の夕暮れ時
生まれて初めて体感する 精霊流し のイベントに、言葉を呑み。。。
心の叫びとして これはいったいどういう事なんだface07icon11 ドキドキしながら
長崎県庁坂から見るのが最高のスポットだという裏情報のもと
地元のTV局が陣取る場所の近くで、ある意味では よそ者のおてきちですが。。。
そこは遠慮なく陣取って、いつもの報道カメラマン気分で撮影させて頂きましたよiconN36face03iconN07


もやい船】と呼ばれる、自治会など地縁組織が合同で出す伝統的な造りの面影が残る
船は、初盆を迎えた故人の家族たちによって、盆提灯や造花などで飾られ
3連、4連などの巨大な もやい船も登場するそうです!!


精霊船の赤い舳先部分は【みよし】と呼ばれ、その部分に家紋や苗字が書かれています。
もやい船の場合は、その部分に町名が書かれているそうですface01icon12
大名行列のような精霊船の大群に圧倒されます・・・。


報道陣たちも本気モードに切り替えて仕事を始めたようですね!!
個人船も近年では増えて来ているそうで、ペットのために流す船にも遭遇しましたよface05icon12
見たことのない不思議な家紋や、故人の生前の姿が偲ばれるような船の飾りつけに
家族への深い思いが、船に乗せられているっていう事が伝わって来ますよね・・・。


精霊船はどこか山車(だし)を連想させるような部分もあって。。。
知らない土地の者が目にすると、このド派手さからして祭りと勘違いしてしまうのですが
これはあくまで故人を追悼する仏教の行事なんだと教えて頂きましたicon23face08icon11


どうして耳栓してまで見物しなければいけないくらいに、激しく爆竹が鳴らされるのか?!
その理由に、中国の彩船流しの影響が色濃く出ているものとされているのと
「魔除け」の意味もあったりするらしく、精霊船が通る道を清めるためだそうですよiconN37face07
テロに近いような路上での爆竹パフォーマンスに、その土地に古くから根付く
文化の色を見たような。。。そんな忘れることの出来ない貴重な初盆の体験となりましたface06    


Posted by おてきち at 18:09 Comments( 2 ) イベント

2013年08月13日

夏夜の花シリーズ~第一弾~

夏の夜に咲く花といえば、月下美人が有名ですよねiconN37face01
おてきちの家にも頂いた立派な月下美人があるのですが。。。
なかなか上手く花を咲かせる事が出来ません。
でも、いつの日か美しく咲き誇る花の姿を見せてくれると信じて愛情を注ぎまするface06


これはカラスウリの花ですが、やはりこの花もこの時期限定で見る事ができる花で
羽毛のような柔らかい糸に包まれる姿で、妖しげに登場するのです・・・。

今年も幸運だった おてきちはバッチリとその花の姿を見ることが叶いましたよicon22face02iconN07
ちなみに、こちらのyubi_1上の写真は明け方4時半過ぎに撮った花の姿で。。。
下の写真は、夜中に撮ったものです。
花の咲く姿に、ちょっとした違いがあるのが分かるでしょうかiconN37face01iconN04


秋に赤い実をつけるカラスウリ・・・。
中でも黄色い実をつける【キカラスウリ】の基本種であるチョウセンカラスウリ
エイズに効く薬として注目を浴びているそうですねface06icon12
科学は発達しても、植物パワーの力を借りて人類の生命は救われるって訳ですネ!!


スイカのようなウリ坊柄のカラスウリが、徐々に実ってきていますiconN07
打ち出の小槌の形にも似ているカラスウリの種は、伝説によれば財布に入れておくと
運が良ければ大富豪になれるそうですよぉ~OKface05icon12
もちろん、おてきちはカラスウリの種を巾着袋にたんまり詰めて持ち歩いてますiconN36face10icon14    


Posted by おてきち at 11:31 Comments( 4 ) 植物