当尾と書いて「とおの」と読むそうです。
この地域は奈良の都に近かった為、仏たちの浄土という性格があったらしく
鎌倉時代から室町にかけて、都の名匠による磨崖仏が次々と刻まれたそうです。
それでは、張り切ってそれらの石仏を訪ねる旅を始めようぞ



狭い道端の脇には、こんな感じで旬の野菜や果物、または手作りの漬物を
吊るした店(露店)があって、懐かしい山里の風景に出合えます。
お代も箱に入れる無人式で、100円均一でしたよ



トトロに出てくるような森の小路を歩いて行くと。。。
意外と風化せず、目鼻立ちがしっかりと残っているお地蔵さん
三体地蔵に出合いました!!
宝珠と錫杖を持ってトリオで彫られた、お地蔵さんの一番ポピュラーな姿ですネ


岩船寺に車を止めて、浄瑠璃寺を目指して行くその途中にある野仏を
見て歩いたのですが、大きな岩に彫られた弥勒仏や如来形の磨崖仏
その他にも藪の中三尊磨崖仏。。。
また一願不動といった 一つだけ一心にお願いすれば願いを叶えて
下さるという お不動さんもどこかにおられるそうですが、出合ってませんね



これは、わらい仏と呼ばれる阿弥陀三尊磨崖仏
当尾の代表的な石仏のひとつだそうです。
永仁7(1299)年の銘文があり、上部の屋根石が廂となっているので
風蝕の影響も少なく保存状況は良好なんだそうですね


南都仏教の影響を色濃く受け、世俗化した奈良仏教を嫌う僧侶が
穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。
やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」が出来て
いつしか「当尾」と呼ばれるようになったといわれます・・・。
周囲は山、山、山
でその山の尾根が迫って来る感じでよく見通せました。

おっと!!コレ知ってますかぁ~


今頃が旬なのかぁ・・・。
活け花にも使われるそうですが、よく仏手柑と間違った時期もありましたよ

答えはフォックスフェイス
キツネ顔と言われるだけあって、本当に黄色いキツネですね

山道って結構寒かったから、思わず緑のたぬきや赤いきつねが食べたくなりました

この石は康永2(1343)年と年代も古く、昔から分岐点にあったそうですね・・・。
岩の中央に15cmほどの穴が掘られた礎石が、粉を挽く唐臼に似ている事から
からすの壷と呼ばれているんですって



そしてそのすぐ傍にあったのが、カラスの壷二尊 (阿弥陀・地蔵磨崖仏)
ひとつの岩に阿弥陀如来坐像と、面を変えて地蔵菩薩立像が彫られています。
阿弥陀仏の横にある四角い穴のような箱は、線彫り灯籠と火袋が彫られていて
そこに燈明が供えられる大変珍しいモノだそうです



磨崖仏ってこういう見方をするのが楽しいんですよね!!
下から眺めたり横からチラ見したり、真上から覗き込んだりするのが最高なんです。
ホントいい仕事してますねぇ~



帰り道でこんな変わったあたご灯籠にも出合いましたよ。
愛宕神は火の神様を司っていて、当尾ではお正月にここからおけら火を採り
雑煮を炊く風習があったそうですね。
何でもいいから 早く具雑煮が食べたいですぅ~

この地域は奈良の都に近かった為、仏たちの浄土という性格があったらしく
鎌倉時代から室町にかけて、都の名匠による磨崖仏が次々と刻まれたそうです。
それでは、張り切ってそれらの石仏を訪ねる旅を始めようぞ



狭い道端の脇には、こんな感じで旬の野菜や果物、または手作りの漬物を
吊るした店(露店)があって、懐かしい山里の風景に出合えます。
お代も箱に入れる無人式で、100円均一でしたよ



トトロに出てくるような森の小路を歩いて行くと。。。
意外と風化せず、目鼻立ちがしっかりと残っているお地蔵さん
三体地蔵に出合いました!!
宝珠と錫杖を持ってトリオで彫られた、お地蔵さんの一番ポピュラーな姿ですネ


岩船寺に車を止めて、浄瑠璃寺を目指して行くその途中にある野仏を
見て歩いたのですが、大きな岩に彫られた弥勒仏や如来形の磨崖仏
その他にも藪の中三尊磨崖仏。。。
また一願不動といった 一つだけ一心にお願いすれば願いを叶えて
下さるという お不動さんもどこかにおられるそうですが、出合ってませんね



これは、わらい仏と呼ばれる阿弥陀三尊磨崖仏
当尾の代表的な石仏のひとつだそうです。
永仁7(1299)年の銘文があり、上部の屋根石が廂となっているので
風蝕の影響も少なく保存状況は良好なんだそうですね


南都仏教の影響を色濃く受け、世俗化した奈良仏教を嫌う僧侶が
穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。
やがて草庵が寺院へと姿を変え、塔頭が並び「塔の尾根」が出来て
いつしか「当尾」と呼ばれるようになったといわれます・・・。
周囲は山、山、山

おっと!!コレ知ってますかぁ~



今頃が旬なのかぁ・・・。
活け花にも使われるそうですが、よく仏手柑と間違った時期もありましたよ

答えはフォックスフェイス
キツネ顔と言われるだけあって、本当に黄色いキツネですね


山道って結構寒かったから、思わず緑のたぬきや赤いきつねが食べたくなりました

この石は康永2(1343)年と年代も古く、昔から分岐点にあったそうですね・・・。
岩の中央に15cmほどの穴が掘られた礎石が、粉を挽く唐臼に似ている事から
からすの壷と呼ばれているんですって



そしてそのすぐ傍にあったのが、カラスの壷二尊 (阿弥陀・地蔵磨崖仏)
ひとつの岩に阿弥陀如来坐像と、面を変えて地蔵菩薩立像が彫られています。
阿弥陀仏の横にある四角い穴のような箱は、線彫り灯籠と火袋が彫られていて
そこに燈明が供えられる大変珍しいモノだそうです



磨崖仏ってこういう見方をするのが楽しいんですよね!!
下から眺めたり横からチラ見したり、真上から覗き込んだりするのが最高なんです。
ホントいい仕事してますねぇ~



帰り道でこんな変わったあたご灯籠にも出合いましたよ。
愛宕神は火の神様を司っていて、当尾ではお正月にここからおけら火を採り
雑煮を炊く風習があったそうですね。
何でもいいから 早く具雑煮が食べたいですぅ~



京都木津川加茂町にある、花の寺とも呼ばれている 【岩船寺】 (がんせんじ)は
歴史も古く729年、聖武天皇が行基に命じて阿弥陀堂を建立した事に始まった寺で
最盛期には、広大な敷地に三十九もの宿坊があったそうですが。。。
承久の乱(1221年)の兵火により、堂塔の大半を焼失

再建後も再び兵火で失ったそうですが、家康&秀忠らの寄進により
本堂や仏像などの修復が執り行われたそうです。

この近くには浄瑠璃寺もあって、奈良県境に近い場所に位置する
当尾(とおの)の里にあり、周辺には当尾石仏群と称される 鎌倉時代を
中心とした石仏や石塔が多数残っているという、石仏マニア必見の里なんです



アジサイの名所としても知られ 【アジサイ寺】 とも呼ばれている岩船寺
確かにアジサイがたくさん植わっていました

雨に濡れて庭園を美しく彩る紫陽花が咲いた頃だと、きっとキレイでしょうね!!

境内にある池は 阿宇池
これを中心に本堂や三重塔が建っています。
小さなお寺ですが、なかなか簡素でとてもいい雰囲気ですね



花の寺っていうくらいだから、今の季節だって何か咲いているハズ

そう思って境内を探してみたら、ありましたよ・・・。
花粉をたっぷりつけた可愛いミルキーカラーのお茶花が



室町時代に建てられたという三重塔は、再建されているので新しいですが
実はこの塔の中にある内部壁画が特別公開されていたので観て参りました!!
平成15年に復原されたものだそうですが。。。

鎌倉時代の遺風を残す室町時代の作とみられ、その画風は南都仏画の
影響が強いと書かれていました。
こちらは正面側で、扉を開けた真正面に描かれていたのが十六羅漢図

そして、こちらが背面に描かれた五大明王像
この鮮やかな色彩で描かれた文様は 当時は権威の象徴でもあったのでしょうかね。
どうにもこうにも好めない極彩色、いつか好きになれる日が来るのでしょうかね


以前は三重塔に納められていたという 普賢菩薩騎象像(平安時代・重文)は
今は本堂の回廊部分になっている、本尊の後ろ側に祀られているのですが
これがなかなか素晴らしかったです


象に乗っているのは、普賢菩薩の像なのですが。。。
この象が不気味な笑みを浮かべながら、こっちを見てるんですよぉ~!!
あんな象に乗った日には、どこへ連れて行かれるやら怖いのなんのって・・・。
メロン熊といい勝負でしょ
歴史も古く729年、聖武天皇が行基に命じて阿弥陀堂を建立した事に始まった寺で
最盛期には、広大な敷地に三十九もの宿坊があったそうですが。。。
承久の乱(1221年)の兵火により、堂塔の大半を焼失


再建後も再び兵火で失ったそうですが、家康&秀忠らの寄進により
本堂や仏像などの修復が執り行われたそうです。
この近くには浄瑠璃寺もあって、奈良県境に近い場所に位置する
当尾(とおの)の里にあり、周辺には当尾石仏群と称される 鎌倉時代を
中心とした石仏や石塔が多数残っているという、石仏マニア必見の里なんです



アジサイの名所としても知られ 【アジサイ寺】 とも呼ばれている岩船寺
確かにアジサイがたくさん植わっていました


雨に濡れて庭園を美しく彩る紫陽花が咲いた頃だと、きっとキレイでしょうね!!
境内にある池は 阿宇池
これを中心に本堂や三重塔が建っています。
小さなお寺ですが、なかなか簡素でとてもいい雰囲気ですね



花の寺っていうくらいだから、今の季節だって何か咲いているハズ


そう思って境内を探してみたら、ありましたよ・・・。
花粉をたっぷりつけた可愛いミルキーカラーのお茶花が



室町時代に建てられたという三重塔は、再建されているので新しいですが
実はこの塔の中にある内部壁画が特別公開されていたので観て参りました!!
平成15年に復原されたものだそうですが。。。
鎌倉時代の遺風を残す室町時代の作とみられ、その画風は南都仏画の
影響が強いと書かれていました。
こちらは正面側で、扉を開けた真正面に描かれていたのが十六羅漢図
そして、こちらが背面に描かれた五大明王像
この鮮やかな色彩で描かれた文様は 当時は権威の象徴でもあったのでしょうかね。
どうにもこうにも好めない極彩色、いつか好きになれる日が来るのでしょうかね


以前は三重塔に納められていたという 普賢菩薩騎象像(平安時代・重文)は
今は本堂の回廊部分になっている、本尊の後ろ側に祀られているのですが
これがなかなか素晴らしかったです



象に乗っているのは、普賢菩薩の像なのですが。。。
この象が不気味な笑みを浮かべながら、こっちを見てるんですよぉ~!!
あんな象に乗った日には、どこへ連れて行かれるやら怖いのなんのって・・・。
メロン熊といい勝負でしょ


気忙しくなる前に色々としておきたい事を、済ませようと計画を立てて
天気と相談しながら、庭作業に室内清掃にと日々ガンバッテいます

数日前は縁の下に潜って、古い瓦の処分に追われ。。。
埃まみれでクシャミは出るわ、蜘蛛の巣に絡まれるわでグッタリ

でもそんな事くらいでヘコたれる おてきちではありません


返って勢いづいてしまって、ずっとどこへ埋めようかと悩んでいた瓦の
落ち着く場所が決まったので、防寒着にマフラーをして作業開始!!

じゃじゃじゃじゃぁ~ん


ふふふっ・・・。コレ、コレですよ・・・。
おてきちがイメージしていた念願の瓦を使って作った青海波の庭は


あまりの完璧さに涙がこぼれそうですね


今年の6月頃、蒸し暑い中でカットして貰った貴重な瓦なんです。
イメージ通りに仕上がったので、久しぶりに満足ですね!!
親友も細かくチェックしながら見てくれていましたよ



気持ち傾斜をつけて、手前に川砂を敷いて。。。
波に見えるようにと趣向を凝らしてみました

我ながら自画自賛!!毎朝、庭を眺めるのが楽しみです。
黒松の盆栽も、ええ感じに生きてますやん



今日はご近所さんから頂いた、葉牡丹を植えて正月準備も早々と開始です。
土を触っていると手は汚れますが、気持ちはとても癒されます・・・。
今年の夏の暑さで千両や万両は大丈夫かなぁ~、って思ってましたら
何てことなく元気に可愛い真っ赤な実をつけてくれています。
植物から生命力をいただいて、年末に向けて大掃除など気合いを入れて
隅から隅までガンバルぞぉ~~~


寒くて起き辛い朝でも、この曲
を聴くとスイッチがいきなりONになって。。。
パワー全開ですネ

http://www.youtube.com/watch?v=5-KZUetzr_c
天気と相談しながら、庭作業に室内清掃にと日々ガンバッテいます


数日前は縁の下に潜って、古い瓦の処分に追われ。。。
埃まみれでクシャミは出るわ、蜘蛛の巣に絡まれるわでグッタリ


でもそんな事くらいでヘコたれる おてきちではありません



返って勢いづいてしまって、ずっとどこへ埋めようかと悩んでいた瓦の
落ち着く場所が決まったので、防寒着にマフラーをして作業開始!!
じゃじゃじゃじゃぁ~ん



ふふふっ・・・。コレ、コレですよ・・・。
おてきちがイメージしていた念願の瓦を使って作った青海波の庭は


あまりの完璧さに涙がこぼれそうですね



今年の6月頃、蒸し暑い中でカットして貰った貴重な瓦なんです。
イメージ通りに仕上がったので、久しぶりに満足ですね!!
親友も細かくチェックしながら見てくれていましたよ



気持ち傾斜をつけて、手前に川砂を敷いて。。。
波に見えるようにと趣向を凝らしてみました


我ながら自画自賛!!毎朝、庭を眺めるのが楽しみです。
黒松の盆栽も、ええ感じに生きてますやん



今日はご近所さんから頂いた、葉牡丹を植えて正月準備も早々と開始です。
土を触っていると手は汚れますが、気持ちはとても癒されます・・・。
今年の夏の暑さで千両や万両は大丈夫かなぁ~、って思ってましたら
何てことなく元気に可愛い真っ赤な実をつけてくれています。
植物から生命力をいただいて、年末に向けて大掃除など気合いを入れて
隅から隅までガンバルぞぉ~~~



寒くて起き辛い朝でも、この曲

パワー全開ですネ


http://www.youtube.com/watch?v=5-KZUetzr_c
黄檗文化伝来の地、興福寺と紹介されている通称「あか寺」
そう呼ばれる由来は、この山門にあるそうです。
だけど長崎一の大きさを誇る、この総朱丹塗りの山門は
1600年代に一度、長崎大火で全焼して日本人工匠の手によって
再建されたそうですが、次に山門を襲ったのは原爆だったそうです。
その爆風によって大破したけれど。。。
また息を吹き返して立派な姿を取り戻し、多くの参拝者を迎えてくれている訳ですね

このお寺も、映画 『解夏』 の舞台だったみたいで。。。
山門をくぐった場所が、クライマックスシーンに登場していたそうですね。
まさに日本の中の中国って感じがする唐寺です・・・。
それにしても長崎の植木といえば、到る所にソテツが植えてあるんですね


臨済・曹洞と共に日本三禅宗の中のひとつ、黄檗宗の開祖として知られる
隠元禅師は、望まれれば快く筆をとられたと伝えられているそうです。
その書の素晴らしさは、一心不乱に文字に集中して書くため
お坊さん自身の個性を表し、体感温度を持っている点なんだとか・・・。
確かに黄檗流の書風は、おてきちの知るところだと篆刻っぽい雰囲気かな


かなり遠すぎて分かり辛いですが、大雄宝殿に掲げられた扁額の
【大雄宝殿】 と書かれた隠元禅師の躍動感溢れる書・・・。
日本の書に新風を吹き込んだ隠元さんってスゴイ



他にも珍しいお宝が興福寺にはあって。。。
庫裡の入口にさがる巨大な魚鼓は、お坊さん達に飯時を告げるために
叩いた木彫の魚ですが、興福寺のこの明朝の風格を漂わせる魚板は
日本一美しい!!と定評があるそうですよ


しかもビックリしたのは雄雌一対で懸けられているっていうのは、すこぶる珍しいです。
写真は撮ったのですが。。。背景がゴチャゴチャしていて気に入らなかったので
アップしませんので、美しい人魚の姿でも想像して楽しんで下さいましぃ~



これは豚返しの敷居といって、放し飼いの豚が門内に入らないように敷居が高く
なっている、中国の様式なんだそうですよ!!
この敷居にブツかって、豚はトンデン返しの目に合っていたのでしょうかね


とにかくそんなに広くない敷地には様々な珍しい門がありましたよ・・・。
その中でも 学問の神様、孔子を祀る聖堂の遺構が
コレです!!
日本三聖堂のひとつらしく、その中でも最も古く由緒ある中島聖堂遺構大学門
このコウモリ型の門、縁起がいいですよねぇ~


黄檗建築の特徴は、中国で縁起がいいとされる吉祥文様がふんだんに施されている事
縁起がいいとされるモノの代表格に、コウモリ、桃、牡丹などがあるそうですが。。。
コウモリは中国で、蝙蝠「びぇんふー」と発音し、「蝠」が「福」と同じ音である事から
中国人の最も好むモノのひとつとされているそうですよ。
そんな福を貰って、今度行ってみたいお寺は。。。聖福寺かなぁ~

そう呼ばれる由来は、この山門にあるそうです。
だけど長崎一の大きさを誇る、この総朱丹塗りの山門は
1600年代に一度、長崎大火で全焼して日本人工匠の手によって
再建されたそうですが、次に山門を襲ったのは原爆だったそうです。
その爆風によって大破したけれど。。。
また息を吹き返して立派な姿を取り戻し、多くの参拝者を迎えてくれている訳ですね

このお寺も、映画 『解夏』 の舞台だったみたいで。。。
山門をくぐった場所が、クライマックスシーンに登場していたそうですね。
まさに日本の中の中国って感じがする唐寺です・・・。
それにしても長崎の植木といえば、到る所にソテツが植えてあるんですね


臨済・曹洞と共に日本三禅宗の中のひとつ、黄檗宗の開祖として知られる
隠元禅師は、望まれれば快く筆をとられたと伝えられているそうです。
その書の素晴らしさは、一心不乱に文字に集中して書くため
お坊さん自身の個性を表し、体感温度を持っている点なんだとか・・・。
確かに黄檗流の書風は、おてきちの知るところだと篆刻っぽい雰囲気かな


かなり遠すぎて分かり辛いですが、大雄宝殿に掲げられた扁額の
【大雄宝殿】 と書かれた隠元禅師の躍動感溢れる書・・・。
日本の書に新風を吹き込んだ隠元さんってスゴイ



他にも珍しいお宝が興福寺にはあって。。。
庫裡の入口にさがる巨大な魚鼓は、お坊さん達に飯時を告げるために
叩いた木彫の魚ですが、興福寺のこの明朝の風格を漂わせる魚板は
日本一美しい!!と定評があるそうですよ



しかもビックリしたのは雄雌一対で懸けられているっていうのは、すこぶる珍しいです。
写真は撮ったのですが。。。背景がゴチャゴチャしていて気に入らなかったので
アップしませんので、美しい人魚の姿でも想像して楽しんで下さいましぃ~



これは豚返しの敷居といって、放し飼いの豚が門内に入らないように敷居が高く
なっている、中国の様式なんだそうですよ!!
この敷居にブツかって、豚はトンデン返しの目に合っていたのでしょうかね


とにかくそんなに広くない敷地には様々な珍しい門がありましたよ・・・。
その中でも 学問の神様、孔子を祀る聖堂の遺構が

日本三聖堂のひとつらしく、その中でも最も古く由緒ある中島聖堂遺構大学門
このコウモリ型の門、縁起がいいですよねぇ~


黄檗建築の特徴は、中国で縁起がいいとされる吉祥文様がふんだんに施されている事
縁起がいいとされるモノの代表格に、コウモリ、桃、牡丹などがあるそうですが。。。
コウモリは中国で、蝙蝠「びぇんふー」と発音し、「蝠」が「福」と同じ音である事から
中国人の最も好むモノのひとつとされているそうですよ。
そんな福を貰って、今度行ってみたいお寺は。。。聖福寺かなぁ~



映画 『解夏』 のロケ地にもなった 【ドンドン坂】
この映画は観た事ないのですが、パンフレットなどで紹介されている
情緒ある坂道を見ていると、長崎らしい石畳の坂道を ひと目見たくって
カメラ&水筒、日傘にお菓子
を持って夏の終わりに行って来ました


坂の名前の由来には色々な説があるそうですが。。。
そもそも昔は、東山手・南山手にある急な坂をドンドン坂と総称していたのが
今では、マリア園という修道院の横にあるこの坂だけになってしまったみたいです。

その中で最も有力な説は、石畳道の両脇に設置された石の側溝で
雨が降ると坂を流れる水が
ドンドン
と音をたてて流れるため
その名前が付いたとか


長崎は坂道の多い街でもあり、雨もまた多い地域だから。。。
こういった石畳を良く見かけますが、雨水が巧く流れるよう色々と工夫されているのが
歩いて現地へ来てみると、それがよく分かりますね
歩きだしたら急勾配で止まらないっ!!
そんな坂道を見ていると おてきちの人生みたぁ~い



ドンドン坂は主に石畳で整備されていますが、その脇には石で作られた側溝が
設置されていて、これはオランダ溝と呼ばれるV字型(三角溝)の側溝で
汚物が入っても押し流されやすく、常に清浄な状態が保たれるよう
考えられているんですね

それにしても初めて見ましたよ。こんな三角溝は・・・。

この石標柱は、長崎居留地時代の遺構だそうです

ドンドン坂の周辺にも、明治の洋館が所々に建っています。
今も住まれている洋館を見ながら、当時ここが外国人居留地であった頃を想像すると
洋装姿のご夫人がパラソルでも差して、坂を歩く光景が目に浮かびますねぇ~


ここにもありましたよ!!天川を使った土塀が


ドンドン坂の長さ 116.9m、道幅は 1.7m
側溝を含んでも狭い坂道ですが、坂から始まる出会いがあったらステキですよね

そんな期待も持ちつつ、行った日は黒8割&白2割の野良猫が1匹
ノラノラ歩いているだけでしたけどね・・・。

おてきちの石畳の印象といったら、神社の参道や寺の山門に敷き詰めてある
石畳のイメージが強かったのですが。。。
ドンドン坂や長崎の街で見る石畳は、どこか洋風な印象を受けるのは何かなぁ~!?
って思ったら、切石を斜めに敷き詰めてあるからなんですネ

ある意味、納得しましたよ

この映画は観た事ないのですが、パンフレットなどで紹介されている
情緒ある坂道を見ていると、長崎らしい石畳の坂道を ひと目見たくって
カメラ&水筒、日傘にお菓子




坂の名前の由来には色々な説があるそうですが。。。
そもそも昔は、東山手・南山手にある急な坂をドンドン坂と総称していたのが
今では、マリア園という修道院の横にあるこの坂だけになってしまったみたいです。
その中で最も有力な説は、石畳道の両脇に設置された石の側溝で
雨が降ると坂を流れる水が


その名前が付いたとか


長崎は坂道の多い街でもあり、雨もまた多い地域だから。。。
こういった石畳を良く見かけますが、雨水が巧く流れるよう色々と工夫されているのが
歩いて現地へ来てみると、それがよく分かりますね

歩きだしたら急勾配で止まらないっ!!
そんな坂道を見ていると おてきちの人生みたぁ~い



ドンドン坂は主に石畳で整備されていますが、その脇には石で作られた側溝が
設置されていて、これはオランダ溝と呼ばれるV字型(三角溝)の側溝で
汚物が入っても押し流されやすく、常に清浄な状態が保たれるよう
考えられているんですね


それにしても初めて見ましたよ。こんな三角溝は・・・。
この石標柱は、長崎居留地時代の遺構だそうです



ドンドン坂の周辺にも、明治の洋館が所々に建っています。
今も住まれている洋館を見ながら、当時ここが外国人居留地であった頃を想像すると
洋装姿のご夫人がパラソルでも差して、坂を歩く光景が目に浮かびますねぇ~


ここにもありましたよ!!天川を使った土塀が



ドンドン坂の長さ 116.9m、道幅は 1.7m
側溝を含んでも狭い坂道ですが、坂から始まる出会いがあったらステキですよね


そんな期待も持ちつつ、行った日は黒8割&白2割の野良猫が1匹
ノラノラ歩いているだけでしたけどね・・・。
おてきちの石畳の印象といったら、神社の参道や寺の山門に敷き詰めてある
石畳のイメージが強かったのですが。。。
ドンドン坂や長崎の街で見る石畳は、どこか洋風な印象を受けるのは何かなぁ~!?
って思ったら、切石を斜めに敷き詰めてあるからなんですネ


ある意味、納得しましたよ


