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Posted by 滋賀咲くブログ at

2022年09月18日

変わりゆく風景

彼岸花が田んぼの畦道に彩りを添える頃となりましたiconN37kao_21icon12
暑かった今年の夏も終わり、食欲の秋がやって来たと五感で感じる瞬間ですiconN14icon12
車に乗るのが日常に根付いてしまと、休日だからと言って散歩に出かけることもなく
このままでは間違いなく足腰が弱ってくるのも時間の問題カモってねicon23kao_3icon10

昨日の朝、主を駅まで送った帰りに、家の近くに新しい道路が建設されているのですが
その建設工事に伴う発掘調査の現場の前を通ってみると。。。


いつもなら時間外はブルーシートが掛けられているのですが。。。
昨日は台風対策のためなのか?シートはなく、掘立柱建物の柱穴とみられる穴凹たちが
方角とすれば南北になるのかなぁ・・・それなりに点在しているではありませんか!!
地元の発掘現場を生で見るのは初なので、ちょっと興奮&感動ですiconN36kao_18icon14
悔まれるとすれば、ここにロクいぬicon12が居ないということくらいですかね・・・。


ここ県南部の【里西遺跡】は、琵琶湖から流れ出す瀬田川の東側にあたりますフォルダiconN27
また遺跡の北側には瀬田川へと合流する大戸川が流れ、南側には田上丘陵が連なり
大戸川などの河川によって形成された田上平野には、昔と変わらず水田が広がる
ある意味、風光明媚な場所というか・・・のどかで暮らしやすい豊かな土地ですねiconN37kao_10
なので、田上山からの伏流水のお陰なのか、とにかくお米が旨いんですよ!!


おうみ文化財通信 vol.49」を読むと、鎌倉時代から室町時代にかけての
屋敷跡地(中世の屋敷跡)が見つかり、この遺跡の南側に位置する関津遺跡でも
平安時代後期から鎌倉時代にかけての集落が確認されているそうですフォルダiconN27

また縄文時代晩期に造られた溝なども確認されているそうなので。。。
古い時代からこの土地で生活していた家族がたくさんいたんだな、と想像すると
もしかすると、おてきちの先祖にあたるような人も居たりしてiconN37kao_16炎
とロマンに興奮したりするワケですぜ(笑)


それにしても穴掘りの現場・・・ロクと共に掘りたかったなぁiconN37kao_9ハートいぬiconN12
こんな地元で発掘が行われる機会なんて、まずまず考えられないし・・・残念ですkao_18
現在、田上山の中腹には、新名神高速道路の建設工事の風景が見られるのですが
江戸時代にハゲ山と呼ばれてた時って、工事に伴う今のハゲレベルよりもっと激しかった?
などなど、変わりゆく地元の風景を眺めながら古代に思いを巡らしていますiconN37kao_7icon11

参考までにyubi_2kao_21おうみ文化財通信」のHPを添付しておきます。
http://shiga-bunkazai.jp/category/pubrish/%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E9%80%9A%E4%BF%A1/
   


Posted by おてきち at 12:55 Comments( 8 ) 風景

2022年09月17日

昆虫と暮らす

今年の夏は、我が家には職場で確保したクワガタが3匹と
5月に譲り受けたメダカが13匹だったかな(笑)
この子たちのお世話が日課となっておりましたiconN37kao_21iconN07

職場の近くにクワガタが好む樹木があるのか、結構立派なノコギリクワガタが
夜の間に飛んで来たりしているので、メスとペアで連れて帰り飼育していたところ
夏の間は活発に動いていたのですが、ここに来て徐々に他界し。。。
今ではメスが1匹のみになってしまいましたicon23kao_20

最初は見た目がゴキ○○に似ているような・・・とも思いましたが(笑)
これが毎日、世話をしていると自然と愛着?愛情が?湧いてくるものなんですねiconN37kao_21icon10


そして本日の写真は、長崎から引っ越す時にご近所さんが手土産にと
準備して下さったスズムシセットなんです(笑)
長距離ドライブで日も暮れだした頃、車内から聴こえて来たスズムシの音色に
最初は違和感すら感じていたものの、やはり自然界の音というのは
人工的なリズムとは違って、運転の疲れを癒してくれましたね自動車楽譜


それで頂いたスズムシたちは、滋賀に帰ってからも暫くは元気に鳴いていたのですが
寿命を全うしたので、ひとまず頂いたケースを大事に残しておいたんですiconN37kao_9
ところが思わぬことに、そのケースで現在暮らしているのはクワガタのメス!!
スズムシを飼う前にクワガタが来ることになったので、早い者勝ちということで
今年はスズムシの声は聴けずに、庭で鳴く秋の虫たちの合唱で癒されています楽譜


ただ海水魚やイソギンチャクにハマっている友人が、今年初めてスズムシを飼育したらしく
上手く飼育出来て、来夏スズムシが増えていたら譲ってくれると話していたので。。。
それを楽しみにケースは空けておかないとな。。。

でも万が一クワガタの子孫も増えるような事になれば
我が家は昆虫ハウスに成り兼ねないじょicon23kao_4icon10
ま、素人が最初っからそないに上手く飼育できるほど昆虫の世界も甘くはない。
とは思いますけどね(笑)
   


Posted by おてきち at 14:50 Comments( 2 ) その他

2022年09月14日

飛田匡介に会いたい

いつもは直木賞作家の作品だからといって買ってまで読むことは
余程のことがない限り無いのですが。。。
今回は2200円を支払ってでも買って読んでみよう!!という衝動にかられ
今村翔吾氏の【塞王の楯】を手に入れ読むにつれ、引き込まれるようにして
戦国の世へと連れて行かれ、久しぶりに胸が熱くなるわ、涙は出るわのkao_18icon14
おてきちにとっては大事な1冊になりましたiconN37kao_10フォルダicon12


7月16日(土)に和邇図書館の開館30周年記念として、今村氏の講演会があり
コロナ禍なので抽選のもと開催されたのですが・・・
それでもおよそ500名ほどの方々が参加されていましたよiconN37kao_16icon14
話し方もとても気さくな雰囲気で、撮影タイムまで設けて下さったりと心遣いもピカイチicon12

やはり地元出身の作家自身が、滋賀の魅力について熱い思いを語る姿に
惚れ込んだというのもあるのですが、経歴もまた面白くダンスインストラクターを
された後、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビューをされたんだとかiconN37kao_7icon11


塞王の楯のストーリーは、近江の国・大津城を舞台に「最強の楯」を築こうとする
石垣職人の穴太衆と「至高の矛」でもって挑んでくる鉄砲職人の国友衆との
宿命の対決を描いた究極のエンターテインメント戦国小説となっていますiconN37kao_11iconN04

講演会では、塞王の楯に込めた想いを語って下さったのですが。。。
小説とは言っても、ある程度は史実に基づいた上での物語なワケですから
穴太衆のお宅へ行って取材をしたり、国友鉄砲と日野の大筒との違いについて
詳しく学んだりと、歴史小説ともなるとマニアの方々も多くおられたりするから
書き手側も気が抜けない・・・って感じでしょうかねiconN37kao_9icon10


最初「塞王の楯」の本を手にした時、あまりの分厚さにコレは読むのに時間が
掛かるよなぁ~って思っていたけれど、読み始めたら食事の時間も惜しむほどに
ストーリーの続きが気になって、珍しく夢中に読書を楽しんでましたね(笑)

また不思議と主人公の気持ちに寄り添いやすいというか。。。
それで熱い想いが込み上げて来るというか。。。
飛田匡介に会いたいです!!


今村氏の歴史小説は、読み出すと登場人物が身近な人たちに感じられて
自分も気配を殺して、その場に居て職人たちの話に耳を傾けている?
といったような、心を激しく揺さぶられる世界がそこには広がってるんですiconN36kao_22炎

次に選んだのは【八本目の槍】を買ってしまった(笑)
これまた戦国時代モノですが、今までにない石田三成の姿が浮かび上がる
戦国期の佐吉を中心とした若者たちの青春記?みたいな感じかなicon12kao_10icon12
仕事の休憩時間に「ちむどんどん」しながら、佐吉タイムを愉しんでおりまするフォルダハート
   


Posted by おてきち at 16:17 Comments( 4 ) イベント

2022年09月09日

神代楠

今年5月の連休くらいの話になりますが、コレも偶然ニュースで目にした
彦根にある老舗材木店の話題が気になって、気が付けば足取り軽く?
現地へと旅立っていましたよ(笑)
まぁ今に始まったことじゃないんですけどね。。。


もちろん目的ありきでこちらのyubi_2kao_11【馬場銘木店】までやって来たワケですが
http://babameiboku.com/haz_cate/
それほどまでに木材LOVEの人間でなくとも、これだけ数多くの木材の陳列に
出迎えられれば、そりゃ~圧倒されて間違いなくテンションは上がりまっせ!!


おてきちの目的である木材は「黒柿」でして、ニュースで見た時に背景に映っていた
黒柿の存在に目が釘付けになり、これは行かねば!!黒柿が呼んでるじょicon21kao_16iconN30
現地に着くなり黒柿さまは神々しく、その存在感は木材の大きさでは計れない
長い年月を経た重厚感を、実際に手で触れることで伝わる何かがありましたiconN37kao_18icon12


もちろんサイズ感があるモノほど値は張りますが・・・
せっかくなので時間をかけて探しまくったところ、自分好みの板材を見つけ
それはとても珍しい鳳凰が現れたかのような黒柿でしたicon22kao_10ハート
心は満たされ、他の木材も参考までに見学してみようとウロウロしていると。。。


【神代楠】という案内板を発見!!
そうそう、これもニュースで見たわ・・・
神代(じんだい)とは、長い年月、地中に埋もれていた木のことを呼ぶそうですよiconN37kao_16iconN27
和歌山県の有田川の川底から出土したクスノキなんですって!!


樹齢は約1000年!!地中に埋もれて約1200年!!
という大変に珍しい木だと説明に書いてありましたicon12kao_22icon12
おてきち、これ・・・絶対に欲しい。
棚には買い求めやすいように色んなサイズが何本にも分けて並べてあるので
その中から色合いやニオイを嗅いで、自分好みの神代楠を買ってしまった(笑)


この他にも杢目が美しい松の端材もゲットiconN36kao_7icon10
支払いは言うまでもなくカード払いで・・・
帰ってから床の間に飾って、眺めてはスリスリ触ったり撫でたりしながら
自分の手垢の色に染め上げようと、日々可愛がってますよ(笑)


   


Posted by おてきち at 08:11 Comments( 4 ) その他

2022年09月08日

出汁が深い!!

ようやく朝晩が涼しくなって快眠の喜びを感じるようになってくると
自然とカラダが欲するのが、甘めの出汁が効いた温かいうどんですラーメン
えっ!?蕎麦じゃなかとね!?と言われそうですが(笑)

というのも、おてきちがお世話になっている車屋さんが北比良の方にあり
その道中で偶然【博多うどん】のお店を見つけ。。。
そういえば博多うどんって、まだ一度も食べたことがなかったっけ!!
確か麺は讃岐とは違って、幾分かやわらかいと聞くけどなぁ・・・

ま、でもコレも何かのご縁だろうし。。。
ということで立ち寄って食べてみることにiconN37kao_22icon14


肉のうま煮が入った、ごぼ天うどんをオーダー!!
カラリと揚がったごぼ天も美味でしたが、うどんも程よい弾力があって
何より驚いたのは出汁、ダシの旨さに感激してしまってiconN36kao_18iconN32

おてきち好みの甘めの出汁で、カツオや昆布だけでなくサバやイワシなど
10種類以上の魚介類の出汁が使われているため、これだけ複雑だけど深みのある
癖になるダシの風味が出てるってワケなんですね・・・。

メニュー表を読んでいたら、博多って蕎麦やうどんの発祥の地だったんですね!?
知らなかったです。。。

博多にある承天寺(1242年(仁治3)には「饂飩蕎麦発祥之地」の石碑があるらしく
中国の宋から帰国した円爾が、その製粉技術を日本へ持ち帰ったそうですフォルダiconN27
この製法・製粉技術により、日本の粉食文化が大きく発展を遂げ。。。
また宋出身の貿易商・謝国明(しゃこくめい)が大晦日に貧しい人々に蕎麦を
振る舞ったことが、年越し蕎麦の始まりとも言われているんだとかiconN37kao_21iconN27
ルーツを知ると益々、食事をする上でのモチベーションが違って来ますなぁ~iconN04

おてきちなりの博多うどんを食べた感想は・・・
極上の黄金出汁は、モッチモチの白肌に絡まりながら
向かうところ敵なし!!の如く、初めて食べる人の心をワシヅカミにし
蕎麦もイイけどうどんも良かよ~♬と甘めのダシの誘惑にこの日ばかりは
スッカリ負けてしまって、幸せを飲み干す?1杯のごぼ天うどんとの出合いでしたicon22kao_17iconN07
   


Posted by おてきち at 12:20 Comments( 4 ) グルメ