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Posted by 滋賀咲くブログ at

2017年09月30日

2度目の来店

市内でも レトロさではベスト3 に入ると思う喫茶店 【冨士男】
この日は歯医者さんに保険証を届けがてら、その前にお昼をここで
フルーツサンドを食べてから!!と決めていたので。。。
まずは腹ごしらえを済ませることにiconN36kao_10icon28


入ったのは11時45分、席が空いているかと心配でしたが。。。
最初 カウンターに座ったのですが、5分もしない内にボックス席が空いたので
そちらを案内して頂き 移動してから、落ち着いて注文をしましたicon12face02icon14
ほぼ店内は満席で、年齢層も客層も様々で。。。常連さんが7割位といった感じかな。


こちらは珈琲が売りのようですが、以前に初めて入った時はロシアンティーを注文して
今回は紅茶でしたが・・・一度、珈琲を飲もうとは思っているのですが、サンドイッチだと
ついつい紅茶になってしまうんですよねぇ~!!
フルーツサンドは、想像していたよりも甘さ控えめで、これならメタボの心配なくいくらでもOKkao_22icon10


3度目に来店する時には、今度こそ忘れずに珈琲&サンドイッチのセットを注文するツモリです(笑)
お持ち帰りを頼んでいる人や観光客と思われるカップル、間違いなく常連さんだと分かる40才代の
女性が1人で入って来て、珈琲だけを注文してから静かに単行本を読んでいたり。。。
きっとこの店の中で キョロキョロと 周囲を見渡しながら、フルーツサンドをパクパクと食べている
おてきちは、この日1番怪しい客人だったことでしょうicon23kao_7icon11
   


Posted by おてきち at 13:37 Comments( 5 ) グルメ

2017年09月29日

なんとなく なんとなく

長崎という町は、町そのものがキャンバスのようで・・・空も雲も海も山も全部が
自然の絵画として完成されている感じが、とても気に入っている・・・。
港を歩けば異国の人とすれ違うことも多く、その度にここが日本であるということを
忘れてしまいそうになる、そんな風景も実はちょっと気に入っていたりするiconN36kao_10iconN07


最近になってようやく湖と海とは微妙にどこかしら色が違うな、と思うように なってみたり
町をぶらぶらと歩いていると、最初の頃は古民家ばかりを探るかのようにして路地裏を
歩いてみたりしていたけど、それが気がつけばいつの頃からか、町に教えて貰う?
というか、実は案内して貰っていたのだと気付きまして、そうだった。。。ここは長崎だったなicon11


遠藤周作氏が 「沈黙」 を書くときに、何度か長崎に足を運ばれていて。。。
「私の血縁者には一人も九州出身の者はいないのに、長崎に着くたびにまるで故郷に
戻ったような気持ちになるのはどうしてだろう・・・。
それは、この街には他の国から来た者を温かく迎えるという、伝統的な気風が
出来上がっていて、私のような旅人にも違和感を与えないからだろう。。。」とicon12face06icon12


その他にも、遠藤先生の残された言葉の中で 気になる部分があったのですが。。。
自分の街」 とは、自分がそれまで抱えてきた問題や、今自分が直面している問題
それをそっくりその街も持っていて、問題を解いてくれたり、あるいは逆に問題を
突きつけてくるような場所のことだろう。
私にとって、それは長崎なのである・・・とicon12face06icon12


いつだって答えのないテーマを人は求めたがるものだ!!というのは、おてきちの考えですが(笑)
遠藤先生が言わんとしていることが何なのか!?
あれこれパズルのように自分の中のピースを探し出しては、当てはめる、また探しては嵌めてみる。
そんなことを繰り返す日も時にはあったりして。。。
ぶらぶらと秋空の下を歩いているとyubi_2kao_22頭の中に浮かぶメロディがなぜか時々コレだったりするんですiconN07
https://www.youtube.com/watch?v=xbQj5ZerUjk


おっと!!この船の形、変わってますなぁ~!!
どことなく下駄の形みたいでオモシロぉ~イiconN36kao_22icon14
高速船の 「びっぐあーす」 みたいだったけど。。。これは上五島行きの船みたいですね。
停泊 している船の半分は観光船だと思うけど、色んな種類の船があるんですね船iconN30


おてきちも五島へ行くときは、ここ大波止から船に乗って行くか、もしくは長崎空港から
プロペラ機に乗って行くかのどちらかになる訳ですが。。。
時間的にはどちらもそう変わりはないけど、ただ空港に行く場合は長崎駅からでも
約1時間要するので、それだけ分でも時間はプラスされるってことですが。。。


間違いなく船であったとしても、荒波に揺られること1時間半かな?耐えられるのだろうか。。。
でも、教会やキレイな海も見たいしなぁ~!!貝殻もあれば欲しいしなぁ~!!
どっちにしろ、行く時には酔い止め薬をバンバン飲んで意識が半分以上ないような状態で
現地に向かう計画だから、生きて辿り着ければ本望よ!!


って、五島列島に行くのは、まだまだ先の話なんですけどね(笑)
一応、シュミレーションをしておいた方が良いのでは?と思い、五島行きの乗り場など見がてら
何度か長崎港ターミナルビルに入っては、お土産店を覗いてみたりしてるんですよ(笑)
食堂がひとつあったので、今度はそこにも入って何が美味しいか!?チェックしてみるツモリですicon22face02icon28
   


Posted by おてきち at 14:13 Comments( 5 ) 風景

2017年09月28日

飴玉を頬張る狛犬

到着致しました・・・この梅型の門扉ですね!!新しく設置されたというのは・・・。
何でも 近くの小学校が合併することから廃校になるらしく、そちらの門扉を天満宮へ
頂いて来て再利用させて貰ったというのを、こちらの総代さんが説明されているのを
地元TVのニュースで見ましたicon12face06icon12


一瞬、あれっ?幼稚園かな?っていう、可愛い雰囲気がしないでもありませんが(笑)
ここは梅園天満宮という場所だから、そのモチーフの梅が最初っから門扉について
あるのを、ここで使えるというのは羨ましい・・・というか、バッチリ合ってますよねiconN36face02icon14
なかにし礼氏の小説 「長崎ぶらぶら節」 の主人公である、丸山芸者・愛八さんも
こちらの神社へは、よく参拝されていたんだそうですよ。


そしてお参りした日は25日の午前中だったのですが、それには理由があって。。。
市内 (西山) のお寺に、丸山にゆかりのある観音像が収められているということを知った地域の
方たちは、かつてはこちらの天満宮にも観音像があったということから、そのお寺より遷座する
運びとなったというのが、ちょうど1週間前のローカル新聞の記事に掲載されていましたフォルダiconN27


それで今後は毎月25日の縁日には、午前中のみ社殿を開放して誰でも参拝できるようにと
総代さんを始め、地域の方々が社殿内の解説を含め、この日は色々と案内もして頂きました。
社殿から参道を撮った写真に、な、何と!!今やメディアで引っ張りだこ?の総代さんの姿が
写り込んでしまいましたが。。。勝手にアップしてしまいカタジケナイicon23kao_3


天満宮には2度ほど来たことはあるけれど、社殿の中に入ったのは今回が初めてです!!
観音像も正座して拝むと、目線の高さがちょうど同 じくらいの大きさの像でしたねicon12face06icon12
縁起を見ると、1700 (元禄13) 年、丸山町乙名安田治右衛門 によって創建された丸山の氏神で
1693 (元禄6 )年、安田治右衛門が二重門 にて 梅野五郎左衛門に襲われ、自邸に担ぎ込まれたが
不思議なことにどこにも傷がなく、その身代わりに庭の天神様が血を流され倒れていたそうです!!
その後、この天神様を 「身代わり天神」 と呼ぶようになったんだとかフォルダiconN27


その他にもこの場所は、長崎奉行の許しによって芝居や見世物、相撲などの興行も
行われるようになり、花街に接していることから 遊女や芸者さんたちが多く参拝して
賑わっていた時代もあったそうですよicon12kao_10iconN32

結構、狭い敷地だったけど、その中には 「ボケ封じの撫で牛」 や、笑顔が美しくなるという 「恵比寿石
遊女や芸者さんたちが、生活に苦労がないことを願って、梅の種を天神様への身代わりとし
境内の玉垣の中に食べた梅の種を持って来たりしていたという 「梅塚」 があったりと
とにかく不思議な縁起物が随所にありましたね(笑)


さらに1898 (明治31) 年、社殿を大改修されたときには、長崎の文人8名によって奉納された
天井絵が120枚、色褪せつつも当時のままで残っておりましたよぉ~!!
そして社殿の中には行事風景の写真や、長崎が生んだ版画界の巨匠とも呼ばれている 「小崎 侃」 かな?
が彫ったという扁額や、またこの天井絵を描いた人物名の中には、篆刻家・書家としても知られている
小曽根 乾堂の長男 「星海」 氏が、奉納されたという天井絵が写真にある墨文だったりと。。。
梅園天満宮は規模は小さいながらも、とても大切にされている地域の氏神さんだという事を感じましたね。


そんな濃厚な天満宮の中でも、おてきちが1番気に入ったモノは。。。
写真の狛犬さんですかね(笑)
こちらの狛さんは単なる狛さんではなく、昔っから歯の痛みがある人が狛さんの口の中へ
水飴を含ませると、その痛みがたちまち消えて行くと言われた 「歯痛狛犬」 として親しまれている
狛さんで・・・今も口の中には大きな飴玉が、何個か頬張らされていましたよ(笑)
おてきちも歯が痛くなったら。。。狛さんのところに 飴玉を持って来てもいいですかねicon23kao_17iconN07
   


Posted by おてきち at 08:49 Comments( 10 ) 寺院

2017年09月27日

夜が似合う街

もしかすると多くの男性が、これほど橋を渡るのに悩んだ橋は無いのではなかろうか!?
渡ろうか?渡るまいか?と、思案 してから渡ったと伝えられる橋の名前が 【思案橋】
それは渡れば向うには、眩いばかりの遊郭が待っているので。。。
行こうか?行くまいか?と、思案 したから、そのような名前がついたという事みたいですが
現在は、欄干の跡だけが残されていますicon12face06icon12


正面に見えているのが、福砂屋の本店ですよ!!一度入ったことがありますが。。。
長崎では珍しく、立派でモダンな 和風建築のお店ですねiconN37face08iconN32
それに思案橋と掲げられた街灯ですかね?そのアーチ部分には長崎ゆかりの人物が
大集合しているそうですが、これは地元の自治会が設置されたモノみたいですよ!!
こういうのが自然と街に馴染んでいるあたりが、長崎らしいんですよねぇ~。


長崎では、丸山町、寄合町を総称して 「丸山」 と呼んでいるそうですiconN37face01iconN27
正面の建物は駐在所になりますが、洒落てますよね・・・。
そして右側が 「丸山公園」 になっていて、その公園の後ろになるのかな?
その突き当たりには 史跡料亭 【花月】 が建っています。
花月を正面に見たら、すぐに左に折れてから 【長崎検番】 と書かれた建物のすぐ右横の
細い道を真っ直ぐと進んで行くと。。。本日の目的地が待っているというワケですがicon24


この検番の建物も古くて、祇園とかにあっても違和感がなさそうな建物でしょ!?
検番とは、芸者屋の取締りをする事務所のことなんですねiconN37face01
全盛期のときには、二百数十人ほどの芸妓や舞妓さんがいたそうですが。。。
現在は14名ほどだったかな・・・。
そして建物は、元遊女屋の松月楼の跡 (築・明治12年頃) のようですねフォルダiconN27
この日はタイミングが良かったのか、検番の横道を通ったら三味線の音色が聞こえて来ましたよ楽譜


【梅園身代わり天満宮】 に通じる道が、この検番の角を曲がって細 い坂道を上った所にある訳ですが
以前にもブログに、この通りは書いたことがあるけれど、本日は目的がまた違うので
気分も新たに鳥居をくぐることに致しましょうかねぇ~icon12face05icon12
この鳥居をくぐれば、多くの丸山遊女や芸者衆が参詣していたという その梅園天満宮や、江戸中期の
茶屋跡 【中の茶屋】 だったりが建っている、丸山の聖地とでも呼ぶべき場所になるのかな・・・。
ということで、続きはまた明日のお楽しみにicon23kao_22iconN07
   


Posted by おてきち at 13:08 Comments( 2 ) 風景

2017年09月26日

栗三兄弟

写真では伝わり辛いと思うけど、これが結構大きい栗なんですよiconN37face02icon10
ご近所のおじさんが貰って来て下さった栗なのですが。。。
3個だけでも 2合のごはんで栗ご飯にしたところ、おてきちにはちょうど良い
分量だったのと、栗そのものの味が美味しくってビックリしましたよ!!


基本的には、おてきちの中では栗ごはんってパサパサしたイメージが強かったのですが
今年もらったこの栗は、これまで食べたモノとは全く別物でしたね・・・。
栗ってこんな味だったのか!?と、思うほどに しっとりとした食感で
絹ごしのような舌触りに感激したのと、味も栗という表現よりマロンといった感じかな(笑)

収穫したモノをすぐに栗ごはんにしたから、こんなに美味しく感じたのか。。。
それとも適当な塩加減がバッチリ?だったのか、分かりませんが
料亭で出て来ても可笑しくない!!そんな驚きの栗ごはんでしたね・・・。
多分、もう二度とこの味は出せない・・・そしてこれなら 「むかご飯」 にも負けないカモなicon12kao_10icon12


   


Posted by おてきち at 08:55 Comments( 2 ) グルメ