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Posted by 滋賀咲くブログ at

2015年02月28日

明日はハレるさッ!!

昨日は昼から山へ 蔓を 取りに行って来ましたiconN37face02icon12
アケビなどの 蔓がたくさんあるのを見て。。。
そうだッ!! 葉っぱが 覆い茂る前に収穫して 手作りの リースでも作ってみようiconN36face05icon14


そういう 思い付きで 行動することが多い おてきちですが。。。
意外と 可愛く出来たので、自分なりに 気に入ってますねicon22face08iconN30


とにかく 山には多くの 立派な 蔓があるので、より取り見取りなんです!!
そのうち 蔓を 編んで、カゴとかが 作れるようになったりすると 面白いのですが・・・。


どれだけ 必要か分からないので、とりあえず コレだけ GETiconN36face10iconN01
季節に 合わせて リースの 飾り付けを変えて 楽しむ ツモリですicon23face01iconN12


例えば、麦の穂や マツボックリ、貝殻や ドライフルーツとかも ステキかもねぇ~iconN07
クリスマスには、柊の葉っぱと 真っ赤な 実を飾りつけて 玄関先に掛けて。。。
それが 終われば、今度は 正月用の お飾りとして 変身させる予定ですicon12face06icon12


雨の日は、こんな 感じで 制作活動に 勤しんで?おりまする・・・。
明日は 「びわ湖 毎日マラソン」 ですね!! 晴れるといいですけど。。。


   


Posted by おてきち at 17:23 Comments( 2 ) その他

2015年02月27日

よりより

小麦粉をこね、油で揚げて作る どこか かりんとうに似た 中国華北の お菓子
キツネ色に 揚がった香ばしくて サクサクとした食感と 甘い味が特徴の
お菓子の 名前が 【よりより】 iconN37face02icon12
それは見た目以上に、とにかく かたいんだけど噛むほどに 美味しい!!

江戸時代、唐船の入港とともに 日本に伝わった お菓子で
正式には 「麻花巻 (マーファー) 」 と呼ぶそうですiconN37face08icon11
マーファーって。。。どこかで 聞いたような。。。
そっか。。。福山さんは 確か マーシャ?だったよなicon23face07
そして もちろん 一本一本手編み?なんですって!!


大きいものでは 50cmほどのサイズのモノも あるそうですが。。。
おてきちの よりよりは 約 11cmですねiconN07
中には 単に1本の生地をねじったものではなく、中心に ゴマ、クルミ、カボチャの種
ウメの実の 砂糖煮、キンモクセイの 砂糖煮などを 混ぜた 芯となる 生地があり
少し複雑になっているモノも あるみたいですよiconN37face02icon14


よりよりの 由来については、もともとは 麻の花の形が 螺旋状の形をしており
それに例えて 「麻花」
もしくは 壊れやすい 形状から、脆 (もろ ) い 麻花の意味で 「脆麻花」
と 書かれていたそうですiconN27

そして 長崎にある 新地 (中華街) という 土地は、唐人たちの 居留地や
荷揚げ場だったので、出島と同じく 一般人たちは 出入りができない場所でもあり
第二次大戦前までは 「よりより」 もほとんどが、その中だけでの 取引だったのが
戦後になり、長崎の 一般人の 口にも入るようになって。。。
その美味しさが 評判となったものの、漢字の 読み方が 分からずに
「ねじり菓子」、「唐人巻き」、「南京巻き」、「よれよれ」、「よりより」
といった具合に 色んな呼ばれ方がする中、昭和30年頃、某製菓店によって
「よりより」 と 定められたんだそうですiconN37face01


長崎中華菓子の定番の中には、その他にも色んな 種類がありました。

【金銭餅】 (きんせんぴん)
中国の 古代貨幣を モチーフにした 焼き菓子
まわりに 胡麻がまぶしてある、一口サイズの 中華風 胡麻クッキー
中国の 皇帝への 貢物にされたという、起源は 三千年ほど前の 銘菓?
貨幣の形を モチーフにしている事から、長崎くんちでは 御捻りの中身としても
珍重されているそうですよiconN37face08icon12

【月餅】 (げっぺい)
中秋の名月を見る 際には、皇帝にも 献上されていたという 中国が起源の菓子
月餅の中身には、餡の中に くるみや ピーナッツといった 滋養豊富な 木の実を
多く含み、レモン風味の あっさりとした味わいになっていますiconN37face01

【一口香】 (いっこっこう)
中が全て 空洞といった 不思議な お菓子
皮の部分は、水飴と 小麦粉をあわせた 煎餅の感じで。。。
内側の 壁部分には、黒砂糖と 蜂蜜を合わせた 飴が 張り付いています。
唐の船が 航海 際に持ち出した 保存食であったといわれていて
それが 長崎に伝わり、作られたものなんだとかicon12face06icon12

お菓子の話を 書いていたら、ふと 昨年の秋に干して 作っておいた 干し柿が
まだ 冷蔵庫に 眠ったまんまだったのを思い出し、引っ張り出して来ましたが。。。
残念なことに 何故だか 白い粉が 出て来なかったんですよねぇ~・・・。
期待していたのに どういうことiconN37face08iconN05
中華菓子に 触発されて? 引っ張り出して来た 干し柿に よりよりを 棒代わりに
突き刺して。。。渋茶でも 淹れて頂いてみましょうかねお茶icon12
日にちが経ってるけど、お腹が 痛くならないでしょうね・・・。
   


Posted by おてきち at 09:09 Comments( 4 ) グルメ

2015年02月26日

風の花

昨年の 10月ごろに植えた アネモネの花が、ようやく 一輪咲いてくれましたiconN36face02icon12
一重のタイプのものと、八重咲きを植えたので。。。
この白色は八重咲きのようですね!!


ギリシア神話に、美少年 アドニスが 流した血より この植物が産まれた・・・。
そんな 伝説があるそうで、稀に アドニスと 呼ぶこともあるんだとかiconN37face01
そう思い見てみると、美しき シルエットが 美少年って感じでしょ~iconN32


葉は深く切れ込んだ パセリのような 葉っぱで、羽毛のような 部分もあります。
それにどこか 山野草のような 雰囲気もありますよね・・・。
毎年、この花から 元気を頂き 1年を スタートさせて貰っているように感じますicon23face10炎


裏庭と玄関先とでは、随分と日当たりの 加減が違うので。。。
両方に置いて、観察してみたのですが、裏庭の方のはまだ 蕾みでした。
おてきちは 初めてこのような 真紅のように 深い赤色の蕾みは見ましたねicon12face06icon12


アネモネの 赤い花の色は 「血」 と 「生命」 の 象徴・・・。
しかも 全草に プロトアネモニンという 毒を含んでいるんだそうですよiconN37face08icon12
そんなことは 全く知らなかったのですが、どうも 茎を 折った時に出る汁に触れると
皮膚炎や 水泡を引き起こす事があるみたいですねiconN37face07icon11
美しいモノには、毒がある!!って トゲ じゃ~なかったのかなぁ・・・。
くわばら、くわばら。。。
   


Posted by おてきち at 12:30 Comments( 0 ) 植物

2015年02月25日

殿様寿司

戦を 勝ち抜いた 将兵に 振る舞った寿司!!
郷土料理として知られる、それも 二段重ねで 具だくさんiconN37face08icon12
そんな ふわふわの 錦糸卵を 乗せた 大村寿司の味は
甘酢を ふんだんに使った 押し寿司で、味の決め手となる 鯛の漬けダレは
一子相伝、秘伝の味なんだそうですよicon28face10iconN07


その起源は、1474 (文明6) 年、大村領主・大村純伊は中岳の戦において
島原の有馬、諌早の西郷などの連合軍に敗れ、一時領地を逃れましたが
その後、1480(文明12) 年に 渋江公勢らの 援軍を得て 大村領を回復!!
これに 領民たちは、大変 喜んだそうですicon12face06icon12

ただ、急なことで何の おもてなしの 用意も出来ておらずに。。。
とりあえず、もろぶた (木製の長方形の箱) に、炊きたての ご飯を広げて
その上に、魚の切身や野菜のみじん切りなどを広げて、軽く押さえたものを
領主をはじめ、兵たちに振る舞ったんだとかiconN37face02icon14

それを将兵たちが 脇差しで 角切りにし、食べたことが 「大村寿司」 の
起こりであると伝えられているそうですね・・・。


せっかくなので、カゴに 盛り付けて 庭で食べようかと思い外へ出てみると
今年初の ウグイスの声が 聴こえて来るではありませぬか!!
何と優雅な 今の気分は まさに殿様ガエル気分~icon22face05iconN32

昔は、この 大村寿司のことを 【殿様寿司】 とも呼ばれていたそうですよiconN37face08icon14
詳しい理由は分かりませんが、見た目の 錦糸卵の鮮やかさに 具材の豊富さ!!
そして、ひとくち食べれば、これがまた ほんのり甘くて優しい味わいに感動ですiconN36face10iconN01

シンプルだけど懐かしい味の大村寿司は、昔から 大村市の 各家庭にはあったそうです。
戦から生まれた お寿司だとは思えないほど、人に優しい味の お寿司でしたiconN37face01
   


Posted by おてきち at 17:23 Comments( 0 ) グルメ

2015年02月24日

びんづるさん

京都 音羽山 清水寺の 僧 慶順によって 1623 (元和9) 年、長崎に清水寺が 開創され
その本堂は、日本の様式に 当時の 中国様式 (黄檗様式) を取り入れた
長崎ならではの 建築様式となっているそうですiconN37face01

あまり本堂に 興味を 示す事が出来ずに、写真を 撮り忘れてしまいソーリーicon23face07icon11
それよりも 関心を示したのは、こちらの 石門造りの中門ですよ!!
探せば 珍しいこのアーチ型の門って 長崎には 結構あるモンですねiconN36face10iconN07

1771 (明和8) 年、四方田慈輔の寄進によって建てられたそうです。
表に 「廣大圓満」、裏には 丸の中に 「阿」 の 字が 彫られていて。。。
左右には 「花雨化成千載澤」 と 「香風吹遍十方春」 の 二句が書かれていましたiconN27


そしてここ 清水寺は パワーの 宝庫でもあるらしく。。。
「ハートの石」、「ハートの柱」、「びんづるさんの手」
「キリクという観音様の種字」、「石仏郡」 などなど色んな パワースポット巡りが出来るみたいface05icon14

この中で 気になったのは 【びんづるさんの手】
本堂の 外陣奥に 祀られている 仏様らしいのですが。。。
もともと お釈迦様の お弟子さんである 羅漢さんの1人で
この方に 撫でてもらうと 病気が治るとの評判!?
ところで 羅漢さんに 撫でてもらうってicon23face08iconN05iconN05iconN05

清水寺の びんづるさん (通称・撫で仏さん) は、右手が取り外し?OKに造られているらしく
安産祈願に 来られた 妊婦さんが その手でお腹をさすり 安産を お祈りするそうですよiconN37face08iconN30
まるで マジンガーZのような 仏さんですやん・・・。
観音縁日である 17、18日には、参詣の方々が びんづるさん目当てに長蛇の列が出来るとか!!


というのも、ここ清水寺の 開祖である 慶順が京都の 清水寺より 奉持して来たのが
千手観音菩薩なので、観音縁日に 参拝者が多いって話なのですが。。。
どうも 京都清水寺の 本尊を 造る際の 試作仏ではないか!?
とも 言われている 仏さまのようですよiconN37face08icon12

大きさはその 10分の1、清水型といわれる 千ある手の 1つが 頭上で 合掌する姿で
頭上には 小如像を 掲げているそうです・・・。
厨子内に 秘仏として祀られ、御開帳は 60年に 一度と決められているみたいicon23face07icon15


中門から少し行った 境内で 松尾芭蕉の句碑を発見!!
「志はら九八 花のうへ那る 月夜かな」 (しばらくは 花の上なる 月夜かな)
それに対して 祥木が 辺句として 詠んだのが
「初さくら 世に偽りの 道もなし」

これらの句碑は、本堂脇の1本桜の木の近くにあって
1824 (文政7) 年に 建立の 【花見塚】 と記されていましたが。。。
祥木という人の、世に偽りの 道もなし・・・インパクト大!!
って感じで、石 (句碑) と同じくらいに 想い (思想) が重い?ですよねicon23face07icon11
でも、こういうのスキですね!!


一応、清水寺だけに 昔はここにも 木造の 清水の舞台があったらしいですね・・・。
しかし現在は、背後にある 風頭山から 石を切り出し、石垣を築いて 欄干を巡らせ
板石を敷き、京都・清水寺の 舞台を模した、こちらは石舞台に改築されていますiconN37face02

その際に、擬宝珠高欄に刻まれた 寄進者名の全てが中国人であり
中には 貿易商人と 思われる 南京人の名前も記されているそうです・・・。
かつては この場所 (清水の舞台) から 長崎港を 望むことが出来たんですってiconN37face01icon12


実は、ここに来るのは 3度目の正直で。。。
いつも 天気が 今ひとつで、どうしても 背景に 青空が欲しかったもので
今回はその 願いは叶ったのですが、そればかりに気を取られ 舞台や本堂
その他 モロモロを 撮って来られずに 反省・・・。

でも、また 年中行事の中で イベントが 色々と行われているみたいなので。。。
その タイミングを 狙って、いつか 「びんづるさん」 を 紹介出来ればなぁ~!!
と思っておりますので、お楽しみにiconN36face03icon14
   


Posted by おてきち at 16:06 Comments( 2 ) 寺院