おてきち見聞録

金比羅山には もうひとつの小さな祠があるだけの琴平神社がありました。
そこの門番として踊って？待ち伏せをしていたのが、こちらの２匹！！
最初は目を疑いましたが、初めて見た このファンキーな狛犬の姿に感激です


いったいどういった感性のもとで造られたのでしょうか・・・。
近年の作？なのでしょうかね、あまり資料的なものが見当たらなかったもので
詳細はよく分かりませんが、とにかく狛犬の立ち姿に胸を打たれましたよ


金比羅山は他にも有名な史跡があって、それは１８７４ （明治７） 年、太陽・金星・地球が
一直線上に並ぶというイベントがあり、それを観測するのに日本が最適との事で。。。
アメリカやフランスなどから観測 隊がやって来たそうなんですねぇ～
そして結果、フランス人によって人類史上、第４回目の金星観測が この地で行なわれた
その証に建てられた これは記念すべきピラミッド型をした金星観測碑みたいですね


他にも 「我が国初の経緯度原点確定の地」 という記念碑も すぐ近くにありました。
こちらは地球儀の形をしたモノでしたが。。。
金星観測の他にも、天文観測により長崎と東京との経度差の観測を行って
日本で最初の 経緯度原点 （チットマン点） 値を決定した場所でもあるみたいですよ


また１９９３ （平成５） 年には、ピラミッド型の金星観測碑から東に２４ｍの地点で
観測台が発見されたそうです！！
この地で実際に金星観測が行われたことを示す 貴重な遺構 【観測台跡】 だと記されていました
天文学の世界の話は難しくってよく分かりませんが。。。
ここは間違いなく 宇宙のパワーが集結された場所でもあるって話しですよね


そして近くに展望台のようなモノがあったので、どんな景色が見えるのかとワクワクしながら
上ってみると、そこに待っていたのは。。。


眼下に見えた景色は、長崎港を囲むようにして広がる美しい町並みの風景でしたよ
山の斜面にまで建ち並んでいる 建築たちの造形美・・・。
こうして一望すると 意外と こじんまりと密集した街なんですよねぇ～


色んな角度から長崎港を見てきましたが。。。
どれも皆、それぞれに表情が違って、その魅力に魅せられて山を登る・・・。
展望台を目指して、今度はどんな長崎港の風景に出逢えるのだろうか！！
そんなことばかり考えては一生懸命に歩く自分がいます


いったい いつからこんなに歩く人間になったのだろうか・・・。
何かを捨てれば、何かしら形は違ったとしても新しいモノを得る。
それは自身のちょっとした勇気さえあれば適うこと
おてきちも、これで市内にある山々は結構 制覇したのではなかろうか。。。