2021年04月11日
黄檗山金明竹寸胴切の花活け
昨日の朝のNHKニュースでも紹介されていましたが、興福寺は黄檗宗を開いた
隠元禅師が住職となられていたことでも有名な寺院なのですが。。。
そちらの鐘鼓楼の建物はあっても、中に梵鐘は吊られていなかったワケです



2代目の住職になられた黙子如定(もくすにょじょう)禅師の誓願によって
清朝初期に、華僑から寄付を募って鋳造された梵鐘があったそうですが・・・
それはどうなったのか・・・分かりませんが1820年に再鋳造された梵鐘は
第二次世界大戦中の1940年に破壊された。と記事で読みました


現在の興福寺住職によると、第二次大戦中に興福寺は原爆の影響でほぼ損壊してしまった。
先代住職が数十年の月日を費やして、少しずつ境内の建物を修復したが。。。
梵鐘は失われたままだった。
梵鐘が戻って来た今、私の中には、ようやく戦争が終わったという感覚がある。
と記事に書いてありました


その新しくやって来た梵鐘というのが、長崎県と友好関係にある縁の深い中国福建省にある
福清萬福寺が、長崎の興福寺に対して新しい梵鐘を寄贈されたという友好の証の賜物?が
ようやく鐘鼓楼に吊り下がっていたので、ちょっと拝見して来ましたぜ


除夜の鐘では、一般にも試し打ち?というのか、開放されるのでしょうかね・・・。

その鐘鼓楼の背後にあった、こんもりと可愛く剪定された植物の花ですが。。。
おてきち以前、この花をジャスミンの咲く頃に同時に撮ったのを記憶しており
その時には名前が分からず、ヤキモキしていた同じ花にまた再会できたので
今度こそ名前を、それこそ花しらべアプリで撮った写真から調べ出してやるぜ!!

ということで、一発で名前が出て来ましたわ


その名も【唐種招霊(カラタネオガタマ)】という、中国原産で江戸時代に導入された
常緑樹で、バナナのような甘い香りがするそうです

嗅いでみたけどあまり分からなかったな(笑)
しかしホント、使える相棒ですわ



そして興福寺といえば山紫陽花ですよ!!
花芽は出ているかなぁ
と保管場所へ行ってみると。。。
おぉおぉおぉ・・・以前よりも立派に大きくならはりましたやんか


数も増えているみたいで、色んな建物の隙間に並べてありましたよ(笑)
花開くのが待ち遠しいですね

あと気になっている存在の竹【金明竹(キンメイチク)】がいるので・・・
ちょっと挨拶に行ってみると

タケノコがいっぱい出ていましたよ!!
金明竹のタケノコかぁ・・・一度、食べてみたいもんですな



「金明竹」という古典落語があるようですが。。。
言葉の意味そのモノよりも、早口で語られる落語家の話術にオモシロさがあるお噺らしく
あの名作、古典落語の「寿限無」と並んで、前座噺の代表作とも言われているくらいに
なかなか癖の強い?骨董店内で起きる、ちょっと興味深いお噺なんですよ(笑)
興味のある方は、こちらをどうぞ


https://www.youtube.com/watch?v=m_ZPntfBlYM

隠元禅師が住職となられていたことでも有名な寺院なのですが。。。
そちらの鐘鼓楼の建物はあっても、中に梵鐘は吊られていなかったワケです



2代目の住職になられた黙子如定(もくすにょじょう)禅師の誓願によって
清朝初期に、華僑から寄付を募って鋳造された梵鐘があったそうですが・・・
それはどうなったのか・・・分かりませんが1820年に再鋳造された梵鐘は
第二次世界大戦中の1940年に破壊された。と記事で読みました


現在の興福寺住職によると、第二次大戦中に興福寺は原爆の影響でほぼ損壊してしまった。
先代住職が数十年の月日を費やして、少しずつ境内の建物を修復したが。。。
梵鐘は失われたままだった。
梵鐘が戻って来た今、私の中には、ようやく戦争が終わったという感覚がある。
と記事に書いてありました


その新しくやって来た梵鐘というのが、長崎県と友好関係にある縁の深い中国福建省にある
福清萬福寺が、長崎の興福寺に対して新しい梵鐘を寄贈されたという友好の証の賜物?が
ようやく鐘鼓楼に吊り下がっていたので、ちょっと拝見して来ましたぜ



除夜の鐘では、一般にも試し打ち?というのか、開放されるのでしょうかね・・・。
その鐘鼓楼の背後にあった、こんもりと可愛く剪定された植物の花ですが。。。
おてきち以前、この花をジャスミンの咲く頃に同時に撮ったのを記憶しており
その時には名前が分からず、ヤキモキしていた同じ花にまた再会できたので
今度こそ名前を、それこそ花しらべアプリで撮った写真から調べ出してやるぜ!!
ということで、一発で名前が出て来ましたわ



その名も【唐種招霊(カラタネオガタマ)】という、中国原産で江戸時代に導入された
常緑樹で、バナナのような甘い香りがするそうです


嗅いでみたけどあまり分からなかったな(笑)
しかしホント、使える相棒ですわ



そして興福寺といえば山紫陽花ですよ!!
花芽は出ているかなぁ

おぉおぉおぉ・・・以前よりも立派に大きくならはりましたやんか



数も増えているみたいで、色んな建物の隙間に並べてありましたよ(笑)
花開くのが待ち遠しいですね

あと気になっている存在の竹【金明竹(キンメイチク)】がいるので・・・
ちょっと挨拶に行ってみると


タケノコがいっぱい出ていましたよ!!
金明竹のタケノコかぁ・・・一度、食べてみたいもんですな



「金明竹」という古典落語があるようですが。。。
言葉の意味そのモノよりも、早口で語られる落語家の話術にオモシロさがあるお噺らしく
あの名作、古典落語の「寿限無」と並んで、前座噺の代表作とも言われているくらいに
なかなか癖の強い?骨董店内で起きる、ちょっと興味深いお噺なんですよ(笑)
興味のある方は、こちらをどうぞ



https://www.youtube.com/watch?v=m_ZPntfBlYM
Posted by
おてきち
at
14:15
│
Comments(
2
)
│
寺院
この記事へのコメント
実家の鐘は、小生高校一年生に最鋳しました。
余韻が長く続く事を考えた結果、打音が硬く、打つ者にはゴーンではなく、グアンと聞こえる鐘でした。
余韻が長く続く事を考えた結果、打音が硬く、打つ者にはゴーンではなく、グアンと聞こえる鐘でした。
Posted by
た
at
2021年04月12日 12:33
た様
イイですねぇ~♬
ちなみに大晦日には除夜の鐘として、一般にも開放されているのですか?
興福寺さんでは確か、年越し蕎麦なども振る舞われていたような。。。
違うお寺さんだったカモ?知れませんけどね(笑)
イイですねぇ~♬
ちなみに大晦日には除夜の鐘として、一般にも開放されているのですか?
興福寺さんでは確か、年越し蕎麦なども振る舞われていたような。。。
違うお寺さんだったカモ?知れませんけどね(笑)
Posted by
おてきち
at
2021年04月13日 09:43
