2021年05月30日

お忍び観賞

雨降りの日を狙って、今年も興福寺の紫陽花を楽しみに鑑賞して参りましたiconN11
興福寺には先月、釈迦の誕生祭にも来ており甘茶を飲みましたからね(笑)
時は確実に流れているんですね・・・。

お忍び観賞

紫陽花はやっぱり雨が似合う植物なんだな・・・というより
雨に濡れている方が、お肌もツヤツヤで元気いっぱいって感じが伝わりますもんねiconN36kao_22iconN32
それに雨だと人の出入りも少ないから、有り難いのですカメラicon12

お忍び観賞

石畳も潤っていて美しいですねぇ~iconN07
つい数年前までは興福寺境内に、これほどの紫陽花は無かったと思うのですが
よくぞこれだけ紫陽花の数を増やしたものだと、ひたすら感心するばかりですよiconN37kao_9icon11

お忍び観賞

実はコロナ禍の影響は、ここにも広がりを見せており。。。
去年も開催できなかった「紫陽花季」ですが、今年も大々的に発することは叶わず
紫陽花に逢いたいと思う人たちが、密かに静かにこっそりと?山門をくぐることしか
許されないという・・・まるでお忍びの恋?のような感覚の観賞タイムですわiconN37kao_7icon10

お忍び観賞

すると雨にも関わらず、本堂付近で重そうなカメラを首からぶら下げた女性が1人
こちらに向かって会釈をされるではありませぬか!!
ん?おてきちに知り合いなどおりゃせんばい・・・怪しか物売りとちゃうやろなiconN37kao_12icon11

お忍び観賞

少し距離を置いて、紫陽花の写真を撮っていると・・・
本堂の中に紫陽花の写真を展示しているので、宜しければ観て行かれませんかiconN37kao_21icon10
と声を掛けられ、今はそれどころじゃないのでイヤです。ともいえず・・・

お忍び観賞

はい、分かりました。と答えて、檀家さんかな?くらいの感じに思って言われるままに
薄暗い本堂へ入ると、いくつか並べて展示されていた紫陽花のパネル写真が
まるで蝋燭の灯りを燈したかのように、望遠レンズ中心のメルヘンチックな写真でしたカメラicon12

お忍び観賞

絵本の世界のような・・・やさしい色合いのパネル写真を鑑賞しているとまたその女性が
傍までやって来たので、コレは絶対に何か宗教がらみの寄付でも募られるのカモ。。。
と用心していると、な、なんと!!それらの写真を撮ったというご本人でしたよ(笑)

お忍び観賞

本来なら美術館のギャラリーで展示される予定だったそうですが、それも急遽、中止となり
写真は全て興福寺の紫陽花らしく、ご住職の行為によってここで展示をすることに
なったんだとか。。。
数年前に神奈川県から移住した見えたという【向井万里子】さんの写真展
タイミング良く拝見できて、ちょっと得した気分ですねiconN36kao_17楽譜

お忍び観賞

そうそう、先月はまだタケノコ姿だった「金明竹」その後、新しい竹は育っているかなiconN37kao_10ハート
と、様子を確認がてら行ってみると・・・
おぉおぉおぉ・・・美しい!!貴方も紫陽花に負けないくらいに神々しいですぅOKkao_18icon14
いつの日にか、家に連れて帰って糠袋でナデナデしながら観賞したいモノですなiconN07

お忍び観賞



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Posted by おてきち at 14:41 │ Comments( 4 ) 寺院
この記事へのコメント
 子供会が、象を引っ張る「花祭りパレード」が盛んだったころ、ガクアジサイと呼ばず「甘茶の木」と呼んでいました。
 文芸会館を予定していた京都彫刻家連盟展も中止・・・幸い、作品が間に合うか疑問の所で、ホッとした所。
Posted by た at 2021年05月30日 20:21
た様
文化関連も中止続きで大変でしょうね。。。
そのような中、今月末でしたっけ?
美術館もいよいよオープンするようですが、県内では話題になっているのでは?

そういえばパリのルーブル美術館の館長に、初の女性館長が就任されたと
話題のようですが、県美のディレクターも張り切っておられるようですしね(笑)
でも美術館が開館するというだけでも、楽しみな事ではありますよね!!
Posted by おてきちおてきち at 2021年06月03日 14:26
 休館前の巣タップは、事実上2人のみ、新人学芸員と新館長で、流れは完全に変わるみたい。
 期待したいのは、新学芸課長のみ、という状況。
Posted by た at 2021年06月03日 16:02
た様
そういえば以前の学芸課長は、ミホミュージアムの方へ行かれたのですね。
先日、京都の仏像関連のTVで拝見致しましたよ(笑)
Posted by おてきちおてきち at 2021年06月04日 11:34
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