おてきち見聞録

花の命は短いけれど。。。
だからこそ、輝く生命の中に美しさを視てしまうのだろうか・・・
人もまたこのように生き抜いてみたいモノですな


先日、同行二人で・・・とは言っても相方は見えない弘法大師ではなく
母と連れ立っての同行ふたりというワケですけど（笑）
運動不足の解消も兼ねて、久しぶりに立木山まで上ることに致しました


突然に思いつき母に言ったところ最初は、登れへんし行かへんわ・・・と
ぐずっていたのですが、南郷公園の桜見物も兼ねて行こうか
というと、急に行く気になったのか、リュックやら帽子を準備し始めたので
とりあえず、行ける所までボチボチ行こう！！
ということで昼前におにぎり持参で出発進行


南郷公園の枝垂れ桜も見事で、どこもかしこも花まつりでしたね
そして立木山へは階段ではなく、二葉屋の向かい側に参道の入り口があるので
そこから山頂目指して、母はノルディック用のステッキ持参で張り切って？
リュックの中のおにぎりをエサに？ゆっくりと歩いて花見散歩です
普通に歩いて行けば約１時間ほどのコースみたいです。


母は無言で自分のペースを守り、話しかけても返事はありません（笑）
仕方ないので、おてきちは里山風景を眺めながら野草の写真撮影を満喫
久しぶりに見つけた「土筆」に大興奮しつつも、母に言おうと思い周囲を見渡すと
そこに姿はなく・・・えっ！？どこへ行った！？
土筆や蒲公英に夢中で、母の気配に気が付かなかったけど、慌てて先へ行くと


もうまるで「ウサギとカメ」の世界ですわ
おてきちが野草に釘付けになっている間を狙って、スタスタと距離を稼ごうと
物音立てずに猛スピードで？先へ行ったであろう母の姿を想像すると
思わず転げそうになって、横には川が流れていたりして足元も滑りやすいので
ふざけていては、これが結構危険だったりするんですよねぇ～


でも頑張って歩く母の後ろ姿に感動しながら、ウサギとカメを装って？
１時間近く歩いたところで、待望のモグモグタイムです
おにぎりとお菓子を食べたら、母が腰掛けている石を枕に昼寝をしようと
体勢を整えているので、アカンでここで寝たら！！
まだまだ先があるんやからな・・・頼むで


実はおてきちは立木山に行く目的があって、それが４月８日の【花まつり】イベントで
登場する誕生仏の姿が気に入ってるので、やっぱり滋賀に帰って来ても花まつりを
探しては、やって来てしまったというワケなんです（笑）
そして母も何とか２時間かかって、一緒に頂上まで歩いて登ることが出来たので
自信がついたと喜んでましたよ


右手を天に上げたこのポーズ・・・何ともノリノリで目が離せないんです！！
おてきちも誕生仏が一体、欲しいですぅ～
はっ！！母は何処へ！？
参拝に見えていた多くの若い親子連れの中で、高齢の母上を探すのは簡単で
すぐに見つけたのはイイけれど、床几に腰を下ろしてお菓子を食べていましたよ
やはり菓子好きなのは、母譲りだったのか・・・ひとまず今日のところは誕生仏に乾杯