2020年05月16日

天狗の祖先か?

長崎街道沿いに面する矢上神社は、江戸時代、旧矢上村だった頃は佐賀・鍋島藩の
家老であった諫早氏の知行地だったので、すぐこの近くには「番所」という地名があり
そこには、鍋島藩・諫早領主が家臣を派遣して睨みを利かせたという「諌早領役屋敷跡
が残されており、見学は出来ないけれど雰囲気のある板塀の外観が見られますiconN37kao_11iconN27

天狗の祖先か?

そのように歴史のある街道を、矢上神社から番所方面を目指して100mも歩いたでしょうか?
住宅地の細い路地道へ入った辺りに【八幡神社】の案内板があったので。。。
以前から気にはなっていたものの、真正面に待ち構える階段を見ると
ちょっと心が折れそうになってしまって、また今度でいっかiconN37kao_22icon10

天狗の祖先か?

と、先延ばしになっていた神社のひとつでもあったワケですが。。。
神社というからには、もしかして運が良ければ御朱印が受けられるカモ!!
そう思えば目的を果たすためにこんな階段など、へのカッパさっicon22kao_16iconN30
すると階段の上を這うようにして生存している、このオオクスの生命力に感動ですiconN36kao_18icon14

天狗の祖先か?

きっと夏場は暑いだろうに・・・頑張って生きているんだなぁ・・・エライ。
説明版によれば、この神社は1667(寛文7)年の建立みたいですが。。。
2本のオオクスは、それ以前からの主のようですってiconN37kao_16iconN04
ということは、樹齢がおよそ350年以上!?

天狗の祖先か?

ご長寿でいらっしゃる御神木に出合えただけでも、なんか嬉しいですicon23kao_22iconN07
巨樹・巨木林の調査によると、もっとも長命のクスノキでは1000年を越えるモノも
存在するそうですが。。。屋久杉なんかだと確か樹齢2000年以上の大木が多いんですよね。
そう考えると巨樹、巨木の世界って、おてきちの知らない世界ですわ(笑)

天狗の祖先か?

そして階段を上り切った場所にあった境内の広さは、まさに猫の額ほどでビックリ!!
思わず、なんじゃこりゃ~!!って誰もいないのを良いことに叫んでしまったくらいですよiconN37kao_16iconN28
それこそ大昔は、もっと敷地があったんでしょうけど。。。
金網がされた向こうは公園のようになっていたので、市が買い取ったのでしょうかね?

天狗の祖先か?

氏子さんたちが居るのかどうかは分かりませんけどねiconN37kao_9
せっかく上って来たのだから、何か珍し気なモノはなかろうか・・・
すると、おてきちの真贋に叶った獲物を発見しましたぜ!!
見つけてくれと言わんばかりの、おどけた表情の狛犬さんとご対面OKkao_21iconN32

天狗の祖先か?

可愛いじゃないですか!!
四天王に踏みつけられている、悪鬼のようなポージングですが。。。
ここは神社なので、一応、狛犬でイイんでしょうね(笑)
もしかして、この近くに古寺でもあったのでしょうかね?

天狗の祖先か?

矢上地区って、ちょっと風変わりな狛犬との出合いが待っているから、楽しいですicon12kao_10icon12
拝殿の中を覗いてみると・・・おやおや!?
時代のありそうな、マニア好みのお宝が保管されているではありませぬかiconN37kao_16炎
間違いなく今は使われていないでしょうけど、立派な御神輿が保管されていましたよ!!

天狗の祖先か?

ガラス越しの撮影なので、窓からの太陽光線が反射して。。。
なかなか思うように撮れなかったけど、渾身の1枚をなんとか撮り終えて完了iconN37kao_22icon10
だってこんな場所で、目をギラつかせながら拝殿内を盗撮していたら
コレは絶対に怪しい人物と見なされますからね(笑)

天狗の祖先か?

いやぁ~、良い御神輿や可愛い狛犬にも出合えて、来た甲斐がありましたicon24icon10
今度は矢上地区にある、1607(慶長12)年開山の浄土真宗本願寺派
【教宗寺(きょうそうじ)にも行ってみたいなぁ~と思っていますicon23kao_21icon12
まだ行ったことのない土地をマーキングするのは、おてきちにとっては最高の喜びじゃiconN37kao_10iconN12
コツコツと縄張りを広げねばなicon21kao_7icon24

天狗の祖先か?



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Posted by おてきち at 16:59 │ Comments( 3 ) 神社
この記事へのコメント
 「シーボルトの眼」というNHKの美術経テレビ番組で、シーボルトが見た日本人の植物等、克明に描いた日本人が居たようです。うっかり録画を消してしまったっ。
 欧風の写画風で、藻ごたえのある放送でした。
Posted by た at 2020年05月16日 21:59
 欧風の写実画・・・見応え・・・デス
Posted by た at 2020年05月17日 08:26
た様
その写実画家の名前は恐らく「川原慶賀」ではないですか(^-^)?
おてきち図録を歴博で買って持ってますよ♬
とても繊細で美しい植物画が多いですね。
シーボルトの要望に応じて描かれたモノばかりですが。。。

長崎半島の南端にある、野母崎地区の集落のひとつ脇岬町にある
観音寺の天井絵150枚のうち、5枚ほどに慶賀の落款があるそうで。。。
しかも50枚ほどは慶賀の作品とも言われていると知り
その観音寺まで行って見て来ましたからね!!
結構、古びた天井絵でしたけど。。。
古いだけに時代を得た古色感はありましたよ(笑)
Posted by おてきちおてきち at 2020年05月17日 16:07
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