2020年11月05日

心ほどける時間

息を吸うではなく、息を呑むような、美しい風景でしょ・・・
これは無料で配布されている、観光案内の「諫早旅時間」というパンフですが
長崎市にある中島川に架かる、あの有名な眼鏡橋よりもデッカイ石橋で
最初見た時は、あまりのデカさに驚きましたねiconN37kao_16icon10

心ほどける時間

この石橋が昨日の本明川に実際、架けられていた橋で、諫早大水害後にこの諫早公園内へと
移設されたそうですフォルダiconN27
日本最大級の二連アーチ橋で、石橋では日本で最初に国の重要文化財に指定されたという
石橋建築を目指す方々にとって、ここはある意味、聖地カモね!!

心ほどける時間

本明川の2つ目の飛び石を渡り、地上へ上がって横断歩道を渡ると
すぐ目の前に眼鏡橋は鎮座しているワケですが・・・
橋の欄干かな?に常夜灯というか、ランプが設置されていて遠くからでしたがそのフォルムを
目を凝らしてよぉ~く見るとガメラだ!!いやスッポンか?かめicon12がランプを背負ってましたよiconN07

心ほどける時間

こういった遊び心にくすぐらるワケですが、それにはもちろん理由があるみたいで。。。
本明川の大亀説話や、高城神社跡が亀城と呼ばれており亀が城を守った?といった
謂われから、頂上には「亀塔(がめんとさん)」が奉られているそうですフォルダiconN27
なるほどね・・・ガメラではなく、スッポンでもなく、シンプルに亀さんなワケね(笑)

心ほどける時間

おぉおぉ・・・お久しぶりです!!永久不壊の石橋さんicon12kao_18icon12
何度見ても美しく、1839(天保10)年に架けられたそうですが、当時の石工職人の
技術の高さたるや・・・素人でもこれだけ感動するんだからプロならきっともっとカモiconN32
来るのがちょっと早かったか・・・紅葉の頃に来れば良かったなぁmomiji

心ほどける時間

木の橋ではないけれど、橋の真ん中を歩くたび頭に浮かぶのは。。。
このはし、わたるべからず
子供のころに憧れた?一休さんのトンチ話ですねiconN37kao_21icon14
なので橋を渡る時は、無意識のうちに今でも真ん中を渡ってしまいます(笑)

心ほどける時間

文化財というのは、保存するにあたってイバラの道が広がっている事と想像します。
だけど、壊すのは一瞬の作業であっても、これを造った江戸時代の職人の技を
完成された実物を見ながら、現世の人たちがそれぞれに思いを馳せることが出来る
これこそが文化財に対する大きな意味合いを持っているのでは・・・
と、おてきちは常々思うワケですよiconN37kao_10iconN34icon12

心ほどける時間



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Posted by おてきち at 10:46 │ Comments( 2 ) 史跡巡り
この記事へのコメント
 太鼓橋は多いけど、一つは階段状で太鼓橋を渡る橋と……。石の橋には登るすべは無いただ丸い橋。
 多賀神社は階段が無い、太鼓橋。毎年の初もうでで太鼓橋でチャレンジしていた。小学生の時代の橋……ではなく話でした。
Posted by た at 2020年11月05日 21:07
た様
お多賀さんの「太閤橋」実際には太鼓橋
これは確か秀吉が寄進した?といわれている石橋でしたよね・・・。
友人が初詣に行くたびに、太鼓橋の写真を送ってくるのですが。。。
渡ることで願いを叶えるパワーがアップするんだとか(^-^)
来年の初詣は、コロナの影響もあって人出はどんな感じになるのでしょうかね。
Posted by おてきちおてきち at 2020年11月06日 15:16
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