命の継承

おてきち

2022年04月07日 12:53

山深くにある根尾谷に咲く、樹齢1500歳という淡墨桜(うすずみざくら)・・・
午後4時前なんとかお目通りが叶いましたよ
用事を済ませたのは昼前だったのですが、同じ岐阜県内とはいえ
思ったよりもさすがに遠かったですね
毎度の事ですが、あちこち道草を食っていたのもあるんですけど(笑)


太陽が西に傾いた頃が良いのでは?と思い、ある程度は時間を狙って行ったのですが
少し写真的には薄暗かったですかね
ただライトアップを待つカメラマンたちが、既に三脚を立て前列あたりに陣取って
おられて気合いは十分!!
でもちょうど見頃に来られて、おてきちは幸せ者です


品種は江戸彼岸桜で、日本に自生する野生種のひとつみたいですね
この淡墨桜は、蕾のときは薄いピンク色をしていて、満開に至っては白色となり
散り際になると特異の淡い墨色を帯びてくるのが特徴みたいですよ
そいえば色の変化を楽しめる桜の中には、御衣黄桜もありましたっけ!!
こっちでも見られるとイイのですが。。。


国指定天然記念物【根尾谷淡墨桜】
身長は、およそ17メートル
幹回りかな?約10メートル
枝張りは東西22メートル、南北24メートル
伝承によると、継体天皇の御手植えなんだとか


昭和24年、淡墨桜の樹勢を回復するため尽力された前田利行という歯科医がおられ
その時の根接ぎの様子などが隣接されていた「さくら資料館」で見られるそうです
また作家の宇野千代さんの淡墨桜に関する作品なども展示されているみたい。
残念ながら時間がなくって、おてきちは見られずジマイ
だけど本物の生きているエドヒガン桜に出逢うことが出来たので大満足!!


淡墨桜という呼び名に惹かれて、根尾谷までやって来たワケですが(笑)
和名として【ウバヒガン】と名付けた博士もおられたようで。。。
それがあの牧野富太郎博士なんですって
伯母彼岸・・・ちょっと色気に欠ける気もしますけど(笑)
ま、でも樹齢1500年ともなれば、しっくり馴染む和名カモね。


ご当地マンホール、本日はNEO(根尾)
うぅ~ん、渋い
本日の読売新聞オンライン記事にも根尾谷淡墨桜が出てましたよ
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220407-OYT1T50059/


関連記事