四季を感じるノミの痕

おてきち

2021年10月01日 21:32

秋の食材が目にも美味しい?季節がやって参りましたねぇ~
若かった頃には、貰ったところで喜びを感じることなどまず無かったハズの
栗や秋茄子など、そのモノの旬がやって来るとご近所さんから自然と頂けたりして
この年頃になると、人情の有り難みってヤツが身に沁みまして・・・年ですなぁ(笑)


そういえば・・・今年は珍しい和菓子を頂いて食べましたっけ!!
彦根梨を蜜漬けしたモノを、大福の中に詰め込んだ和菓子なんですけどね
フルーツ大福といえば、苺や巨峰、マスカットならよく見掛けるけど。。。
梨が包まれた大福はさすがに初体験だったもので、初物喰いをする殿様気分でしたわ


先日、滋賀(近江八幡)で有名な和菓子屋さんの新しい店舗に行って来ました
すると店内の壁面に、それは美しく飾られていた「和菓子の木型」が目に飛び込んで来て
いつもの如く大興奮!!
どこから撮ろうかと、1人慌てる姿は周囲から観たら間違いなく滑稽?変質者(笑)


素朴なデザインなのに、彫刻刀のノミ痕によって味わい深さがプラスされるのか
観る者の心を自然と躍らせるってワケなんですよ
こういう木型の図柄や、また木材の色合いを観るのも大好きなんです
出来れば、このサイズ感のままで壁紙にして販売して欲しいくらいです(笑)


確か以前、TVだったかな?どこかの職人さんが木型に使う材は湿気に強い桜の木を
使用するんだって言っていたような。。。
で、鯛といえば・・・お祝い事では欠かせないメデタイ型ですよね
おてきちはやっぱり植物の木型がお気に入りかなぁ~


植物といえば、滋賀の紅葉は湖西や湖東を問わず土地そのものの個性が彩られていて
ホント美しいと長崎で暮らしていても、毎年紅葉に関しては故郷の風景を懐かしんでいたので
今年はタイミングが合えば、8年ぶりかな?待望の近江の紅葉狩りが楽しめるぞ!!
と、今からワクワクしているけど、その割には常に慌ただしいおてきちでやんす




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