ふらり長崎 それもいい

おてきち

2021年02月11日 11:56

先日、県庁ロビーにて「長崎県花き振興協議会」主催の菊をアレンジした
展示が行われていたので、確か去年も見学に来ましたが今年も来てしまった
やはり、コロナ禍とあって規模は縮小されている感じでしたけどね


お客さんもチラホラ見えていて、やっぱりこれだけの花を見ると気持ちが
明るくなるってもんですよ
ちょうど最終日前日に行ったのですが、どの花もまだ元気でしたよ


そして目を引いたのが、ダイナミックに飾られた~春を待ちわびる~【雪の日の眼鏡橋】
美しくデザインされた花の橋って、おとぎ話に登場しそう
花橋⇔華僑が、ふと思い浮かんだりするのは、紛れもなくここが長崎だからですな


眼鏡橋のアレンジに使用されていた花材が書いてあって。。。
白菊 1200本  小菊 500本  スプレー菊 600本  
カスミ草 100本  スターチス 100本  カーネーション 100本
アルストロメリア 50本  ガーベラ 25本  アジサイ 50本
ソリダゴ 300本  レザーファン 200枚  デルフィニウム 20本


レザーファンって何!?気になり調べてみると、シダの葉っぱのようなモノなんですね。
それとソリダゴって何!?調べたら、キリン草のようなセイタカアワダチソウのような
黄色い小花が密集した花のことなんだと、初めて知りましたよ(笑)


このように花の名前が書いてあると、結構勉強になるんですよねぇ~。
しかも現物を実際に見ながら覚えることが出来るので、後々になっても
意外と忘れにくいというか・・・生で見ている分、記憶に残っていることが多いですね


【入港は はるかぜとともに】
こちらも長崎らしい作品ですが、これらは全て違う花屋さんが制作されています。
新型コロナ感染症の影響を受けて、各種イベントが中止される中
花きの需要が低迷しているらしく、中でも特に菊の単価が暴落してるとかで
菊農家の経営が、厳しい状況にあるそうです・・・。


長崎県は菊の産出額が全国で第5位と、全国でも有数の産地なんだそうですね
でも菊って、なかなか自宅の食卓や玄関に飾るというイメージよりは。。。
こういった祭壇の周囲を飾るイメージの方が、未だに強いもんだからねぇ(笑)


でも最近の菊は、品種改良を重ねて洋風の雰囲気を醸し出しているのも増えて来て
このように花束にされた菊などは、とっても可愛いし欲しいですよね!!
名前は書いてなかったけど、洋風の菊なんでしょうね


今流行りの「サブスク」で、年間を通して毎月定期的にこういった花束が
自宅に届くシステムの「花の定期便」を、花屋さんも推奨されていて。。。
何とか生き残りをかけた戦略に賭けた思いが、ホント伝わって来ますよねぇ~。


まだ花屋さんなどでは、目にする機会も少なくネットが中心ですが。。。
これまでの菊にはなかった、花弁の先端が星型になっているスプレーマムなども
次から次へと誕生しているみたいで。。。
一度見たら絶対に欲しくなる魔性のような菊ですよ(笑)
咲き姿が、まるで花火のような【コメットエイミー】というのもあったりして
菊といえども侮れませんな


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