ハスの香り

おてきち

2020年08月15日 11:38

今年はタイミング良く蓮の花が売っていたので、お盆用として活けることにしました。
おてきちは蓮の花が好きで、この季節が来ると写真を撮りに出掛けたくなります。
それが室内で思う存分眺めることが出来るなんて!!ほんに贅沢な時間ですよ


蓮の花は早朝から咲き始め、午後になると閉じて次の日にまた開きます。
それを5日ほど繰り返した後、花を閉じる力も尽きて・・・そのまま散って行くワケです
昨日、買って来てすぐに撮ったのが室内で・・・
昼過ぎには花が閉じていたので、まだ寿命はあるんだな、と踏んで今朝もう一度6時前に
庭で撮ったのが最後の命だったらしく、先ほど花びらは全て散ってしまいました


緑茶に蓮の花びらや雄しべの香りを移した「蓮茶」というのが、ベトナムなどでは
飲まれているそうで、ふんわりと優しい香りがするそうですよ
今回、じっくりと蓮の香りを嗅いでみてビックリ!!
よくよく考えてみると、蓮は水面から伸びて咲いているので香りを嗅ぐのは難しい。
蓮鉢などで自分で育てたりしない限りは、早朝に咲く花の香りは嗅げないワケですよ


言葉にするのはとても難しい香りだったのですが・・・
とにかく清涼感がハンパないです!!あまり似た香りはこの世に存在しないカモ。。。
ミントのような、木蓮?のような、鼻から抜ける冷たい空気のような香りでしたね(笑)


蓮の散った花びらがあまりに美しく・・・見た目、絹のような質感にウットリ
まさに蓮華だわ。これを器に蓮を使った料理を盛り付けてみたいなぁ~
調べてみたら、蓮の葉を細かく刻んで炊き込んだり、蓮の葉っぱで包んで蒸しモノをしたり
あと、蓮の実は甘納豆のような砂糖衣をかけたお菓子として食べられるほか
蓮の実をごはんと一緒に炊いた蓮の実ごはんなども有名なんですね


花が終わった後、花芯の部分が生長し、シャワーヘッドのような形状になるのですが。。。
その穴ひとつひとつに種が入っていて、それが熟すと黒くなりその黒く熟した種子は
固いらしいから、食べるならまだ青く柔らかい実をごはんと一緒に炊いたり
茹でてからサラダにしたりも出来るんですって!!
なんか長寿、もしくは不死鳥?になりそうな食べ物ですな




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