虚往実帰

おてきち

2020年04月21日 16:57

昨日は、午前中ホームセンターに行って植え替え用の花の土に
鹿沼や赤玉、腐葉土など、まとめて配達して貰う品々を注文して来ました。
バジルの苗も出ていたので買って来て、午後からは庭でおうち作業を
楽しむことに致しました


虚しく往きて実ちて帰る
師などから無形の感化や徳化を受ける例えのこと。
行く時は何も分からずに空っぽの心で行って・・・
帰る時には充実して、十分に満足している・・・ということ


バジルを買って帰っただけでも、十分に満たされた気持ちになりましたね
お大師さんは色々と説いて、この世に残されてますよね・・・。
この地域では、毎年の今頃に「お巡り」といって、白装束を着た人たちが上の彦山を
目指して登られていますが、さすがに今年は恐らく中止となったことでしょうね


ご近所さんの畑で生っている甘夏を、この日が来るとお裾分けというか。。。
仏さまにお供えするようにと、忘れずに持って来て下さるので。。。
今年もお巡りの日が来たのかぁ~と、仏前に甘夏をピラミッド型に並べるのが恒例行事
そして、おてきちは勝手にこの日を「甘夏の日」と呼んでますけどね(笑)


情報で溢れ返っている今の世の中、ニュースの世界は限りなく現実の話で
そればかりを見ていると、無意識のうちに洗脳されたようになり。。。
気が付けば自然と息が苦しくなってしまいます
でも一歩外に出て、このように庭の植物と触れ合うだけで情報で汚された心が
洗浄されるワケですよ


花の持つチカラは、どんな言葉よりも現実的で正直だと思いますね!!
そういえば・・・高野聖の扮装をして、お大師さんが焚いた護摩の灰だから
ご利益がありますよ!!と言って、灰を売りつける「旅の詐欺師」がいたそうですね(笑)
いわゆる 【護摩の灰】 ですが・・・


これから先、灰を売りつけて来るかどうかは分かりませんが。。。
コロナからの復活を目指す手段として、可笑しな詐欺が増えることでしょうね
夢か現実か幻か・・・
バジルの香りに癒されます


山紫陽花もオオデマリも、そしてスズランも、どれも早くも花芽をいっぱい付けていて
いつでも咲けるようにと、スタンバってはりますわ
庭の土壌には、立派なミミズもたくさん居るからなのか・・・
栄養が豊富と見えて、カラーなどは毎年たくさん花を咲かせています。


そしてまた、蛾かな?の幼虫なども必ず見ることが出来るのですが。。。
名前は忘れたけど、昨日もカップル誕生の場面に遭遇してしまったじょ
これって小さいけど・・・蛾で合ってるのかな?
明日はボチボチと、朝顔と瓢箪用の種まきの土づくりを始めようかなぁ~




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