特に花の少ない冬に美しい花を咲かせることから、茶花の中でも格の高い花とも
いわれる椿は、いつの頃からか「
茶花の女王」とも称されているようです
ですが、こうやって盆栽目線で見ると、女王というよりは貴公子って雰囲気も
充分に醸し出しているように見えませんか
上の写真なんかは、まるで岩に腰かけて椿が休憩をしている感じにも見えますし
ひと鉢ひと鉢、見て行くごとにワクワクが止まりません!!
誰だってあるねん、熱くなる瞬間っていうのが
自由は不自由やぁ~!!とでも叫んでいる椿が、アチコチにいるように思えますわ(笑)
まるでダンスでもしているかのような立ち姿の椿や。。。
どうやったら、そんな根っこになるんや!?みたいな悩ましい形をした幹から根っこのライン
どう見ても、おてきちには男性的なイメージしか持てないのですが。。。
ふとその上に目をやると、そこに咲いている可憐な花とのバランスがどうにも受け入れがたい。
盆栽ひと鉢の中で、しっかりと完成されているというワケですか。。。
こういった数々の盆栽を作った人物の顔も、一度見てみたいとも思いますね
以前プロフェッショナルだったかで、秋田のダリア育種家の第一人者である
鷲澤幸治氏の存在を知りましたが。。。
見終わった後に思ったことは・・・
秋田まで行って、住み込みでもイイから弟子になりたいカモ
育種家という職業も、そりゃ~見た目以上に大変だとは思うけど。。。
おてきち、やってみたい。
でもその前にまずは椿の会員になるか、ならないかを決めないとな(笑)
展示作品の中には女性会員と思われる名前かな?もあったから。。。
男性(長老)ばかりじゃないのカモね
そういえば「
久留米つばきフェア」の案内パンフも貰ったけど
久留米にも、つばき園があるみたいですね
確か熊本城内でも椿展が開催されているような・・・噂を耳にした記憶があるけど
今はどうなんでしょうかね
肥後椿と呼ばれているツバキは、肥後・熊本藩の大名だった細川家にて
育種・保存されていた系統で、かつては門外不出だったんだそうです
肥後椿の特徴としては、花は大輪一重で、梅蕊(ばいしん)咲きという花形
花の中心から多数の雄しべが放射状に広がり、赤、白、ピンクやその絞り咲きの花の色と
黄色の雄しべとのコントラストが、すこぶる美しいツバキなんですって
明日もこの勢いで、椿の話題を書かせて頂きたく候!!