口無しで遊ぶ

おてきち

2018年11月24日 14:43

沈丁花や金木犀とともに、三大香木といわれている 【梔子】 の実が
ボチボチと色づいて参りました
そして梔子には高い染色効果があるんですね・・・。

お節料理に登場する栗きんとんや、沢庵の色づけにも使われていたりするそうですが
おてきちは、色褪せてきた白い麻のシャツを染めてみようかなぁ・・・と思っているんです
以前、紅茶やヨモギで染めたことはあるのですが。。。今回 は上手く出来るか楽しみです


秋に 緑から徐々に色づき始め、梔子の実がオレンジ色に色づいて来たら収穫 して
乾燥させてから実を煮沸し、色素を抽出するワケですね
数としては多分50個もないかなぁ~、ヒヨドリのエサになる前に収穫 しないとね(笑)


調べていたら、梔子の実の成分から 「くちなし青色素」 というのも作り出すことが可能!?
らしく。。。それはバイオ技術によって、青系色素としても使用されるようになったみたいですよ
梔子の実を、発酵させる?のでしょうかね・・ちょっと面白そうですよね


庭に ある身近な植物が、平安時代には薬や染料として重宝されたモノだと考えると
ロマンを感じるし・・・古代人がなぜに?梔子の実が染料に使えると感じたのか!?
など、実が成る頃の季節を想像しながら古の時代に思いを馳せると。。。

当時は今の時代より、もっと寒かったハズ・・・。
ということは、恐らく梔子の実が野鳥のエサになることもなく自然と地面に落っこちて。。。
そしてその地面には、昨夜から降り続いていた雪が積もり、純白の雪に覆われていたとすると。。。


梔子の実が落っこちた場所にだけ、点々と黄色く染まる光景を見て。。。
「おっ!!これはもしかして・・・使えるのでは」
こういう何気ない日常のひとコマから、偉大な発見は生まれるのでしょうね
なんだか 「まんぷく」 の影響を受けて張り切ってしまったじょ・・・。


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