路地水族館

おてきち

2022年01月10日 11:23

昨年の9月半ばに友人に誘われ、散策したのが先斗町!!
関西に帰って来たぁ~って雰囲気の木造建築の町並みにちょっと感激
おてきちも先斗町歩きをするのは、それこそ片手で数えるほどですが・・・
車に乗っていると、わざわざ駐車場に止めて散策する機会も少ないけど


こうやって連れて来て貰うと、じっくりと見物して歩けるので大満足ですわ(笑)
それに先に何があるのか?好奇心をそそる細い路地裏という暗黒通路に
人間というのは、どうにも興味がわくモンなんですなぁ~


町並みをのぞくと、水の音と赤いひらひら。。。
おっと!!これはまさしく深堀隆介氏の世界ですな
木桶に泳ぐ金魚というのは、真冬に見ても美しい・・・。


先斗町といえば、花街ですよね三条通の一筋南から、四条通にまで通じる
鴨川に沿った南北500メートルほどの細長い通りに
ベンガラ格子の京町家が両脇に建ち並んでいるワケですな


しかも先斗町の歴史と由来によれば、東西に五十番まで数える大小の路地が
あるそうですから、10メートルに1本の路地があるっちゅう計算になるんでしょうかね。
ということは、一軒あたりの間口が必然的に狭くなるってワケですな


幕末には勤皇と幕府を補佐?する側に分かれて抗争した志士たちが
追われてこの露地に身を潜め、待ち伏せをしたりしていたと聞くと
歴史好きでなくとも、タイムスリップしたみたいでワクワクが止まりません!!


建物や景色にばかり気を取られ、ふと足元に目をやると。。。
刀剣の鍔が埋め込んであるじゃ~ないっすか!!
オサレ過ぎます


しかも銅板でしょうね?千鳥のプレートも埋め込んであったりして素晴らしい。
アイデアをいっぱい土産にもらって、久しぶりに第三の眼が開眼?されましたね(笑)
コロナ禍というのもあってか、観光客は少ない方だったかな


考えてみると京都の伝統行事といえば色々あるけど・・・
12月はお寺で振る舞われる大根焚きでしょ、1月は小正月(15日)に食べる小豆粥
2月は節分祭、やっぱり古くから受け継がれている土地柄の風習が盛りだくさんですな


いやぁ~、これからも多くの建築やディスプレイを見て歩きたいモノです
ここ数年、眠っていた脳が活性化され元気を貰いましたね!!
まだまだ知らないディープな京都を、時間の許す限り巡りたいです




関連記事