【オカメザサ】に囲まれた緑の通路は、風通しも良くまるでジブリの世界に
迷い込んだかのようで、テンション上がるぅ~
この阿亀笹って日本原産らしく、遠目に見た瞬間はお茶の新芽か!?と思ったほどに
笹にしては黄緑色が強い葉っぱだな・・・というのが第一印象ですかね
植物の話は置いといて、さて、ここはいったいどこでしょうか
そう、ここは滋賀の菓子(バームクーヘン)で全国的にも知名度の高い
【たねや】さんが
建築家の藤森 照信 氏の設計で建てた
【ラコリーナ近江八幡】の建物なんですねぇ~
安土城跡を巡っての帰りに、ちょっと寄り道したのですが。。。
駐車場に止まっていた車のナンバーを見ると、9割方が県外ナンバーという人気ぶり(笑)
田んぼが多い県内に、あえて広い敷地の中央部に田畑を設けるとは斬新な考えですな
また栗の木を100本以上も使って建てたという「
カステラショップ」もあるみたいで
その建築に使った栗材は、建築家の藤森照信氏と共に長野県の山奥の雑木林で
1本1本選んだって書いてありましたよ!!
栗材の持つ自然の姿をそのまま活かして、店内に使われているそうです
木材を活かして見せる建築といえば、隈研吾氏が浮かびますけど。。。
残念ながら、カステラショップは覗き忘れてしまいました
回廊を歩いて行くと、敷地中央部には稲穂が実っていて収穫時期を迎えていました。
その田んぼの奥に見える丘の上に建っているのが、たねやグループの本社棟らしく
なんとっ!!銅屋根なんだそうですよ
ラピュタか何かで観たような?建造物ですが(笑)
その手前には不可思議な?アリ塚のような土塔?のようなモノが見えますが。。。
しかも扉があって、どこかとツナガッテいるんですって
それによぉ~く見ると、土塔の側面グルリには松の盆栽が植えてあるじゃないですか!?
いったい何を意味しているのでしょうか
そういえば屋根のテッペンには、それぞれ1本の樹木が植えてあるのに気が付きました。
それらは松だったり、柿の木だったりと、柿には理由があってこれは干し柿が日本最古の
お菓子とも言われることにちなんでいるんだとか
美味しそうに熟した柿の実が、イイ感じに活けてありましたよ
建物内の回廊沿いに広がる畑には、今は野菜が植えてあったけど季節に応じて
蕎麦や綿、藍といったモノも栽培されているみたいですよ
いやぁ・・・農業もここまでオシャレに進化しているとは・・・恐るべし、近江商人!!
結局、圧倒されて何も買わずに帰ってしまったわい