のぼり坂がひたすら続く道の頂上の先に、目的地である
【レデンプトリスチン修道院】
を設定した ロク&おてきちは、帰り道のことも考えずに 片道1時間をかけて到着です
もちろん修道院に入るのも初めてだし。。。
シスター?と お話をするのも初めてかな(笑)
せっかく長崎まで ロクも来たのだから、本物のシスターにこの機会に出会うのも良いでしょう
この レデンプトリスチン修道院は、鎌倉にある レデンプトリスチン修道院から分家?というか
独立した修道院である。みたいな事が、某HPに書いてありましたけど。。。
そもそも 「
シスター」 と呼ばれる修道女は、修道院でその生涯を過ごし、禁欲的に厳しい戒律を
守りながら生活されている、いわば聖職者の身なんですね・・・。
そしてこちらには 「
観想シスター」 と 呼ばれるシスターがおられます
最初、観想シスター!?と、聞き慣れない言葉に、いつもの如く 興味津々になった おてきちは
この観想シスターたちが焼かれたという、手作りクッキーが修道院で販売されていると知り
これは是非とも食べてみたぁ~い!!と思い、ロクを引き連れてやって来たというワケですよ(笑)
観想シスターとは、一切外に出ずに外部との接触を断ち、社会と完全に切 り離された生活を
される中で 、1日の大半は静かに祈りを捧げられておられるようですね・・・。
一方、布教のシスターとは日々の買物や教育活動など、対外的な仕事を担当されているみたい。
そういった暮らしの中で、クッキーも手作りで焼いておられるというワケですよ!!
ロクは玄関先に繋いでおいて。。。
どのようなクッキーがあるのか、シスターと 共にガラスケースの中を覗きながら
可愛いレトロな缶に入った クッキーをチョイス
アドベント (Advent) とは、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことで 「
到来」 を意味する
ラテン語の Adventus からきており、日本語では 「
待降節」、「
降臨節」 とも言うそうです。
教派によっても呼び方に違いはあるそうですが、初めて耳にする言語の波に感動の嵐ですぜぃ
そのアドベントには、ろうそくを用意して クリスマスまで毎日1本ずつ、ろうそくを灯すといった
習慣もあるそうですよ
こういった修道女が作るお菓子って、これまで全く知りませんでしたが。。。
調べてみると。。。国によって色々な種類の焼菓子があるんですね!!
見た目、パティシエが 「これでもかっ!!」 みたいに気合いを入れて創作された菓子ではなく
嫌味もなく、豪華絢爛なお菓子ではないけれど、素朴でどこか懐かしいお菓子が揃っていましたよ
早く帰って、シスターの手作りクッキーを紅茶とともに頂こうじゃありませんか
ふふふ どうですか!!このレトロな缶がステキでしょ
しかもクッキーも可愛いし!!味は・・・シナモン、ジンジャー、珈琲、メープル、ココナッツなどなど
缶を開けた瞬間に、クッキーの何とも言えない焼き菓子の香りが漂って来て。。。
紅茶を淹れる間もなく、ちょっとだけ ツマミ食いを・・・。
おぉおぉぉ~!!このサクサク感といい、風味の軽さといい、今まで食べたクッキーとはまるで違うぞ
何でこんなに サクサクしているのだろうか???
もしかして。。。小麦粉を使っていないのか??
スペインにも伝統的なお菓子があって、それは小麦粉をいっさい使わないアーモンドと卵
砂糖のみで作られている スイーツがあるのですが。。。それに近いのか!?
今度、行く機会があれば、勇気を出してレシピを 聞 いてみようかな