修道院クッキー

おてきち

2017年12月25日 19:00

のぼり坂がひたすら続く道の頂上の先に、目的地である 【レデンプトリスチン修道院】
を設定した ロク&おてきちは、帰り道のことも考えずに 片道1時間をかけて到着です
もちろん修道院に入るのも初めてだし。。。
シスター?と お話をするのも初めてかな(笑)
せっかく長崎まで ロクも来たのだから、本物のシスターにこの機会に出会うのも良いでしょう


この レデンプトリスチン修道院は、鎌倉にある レデンプトリスチン修道院から分家?というか
独立した修道院である。みたいな事が、某HPに書いてありましたけど。。。
そもそも 「シスター」 と呼ばれる修道女は、修道院でその生涯を過ごし、禁欲的に厳しい戒律を
守りながら生活されている、いわば聖職者の身なんですね・・・。
そしてこちらには 「観想シスター」 と 呼ばれるシスターがおられます


最初、観想シスター!?と、聞き慣れない言葉に、いつもの如く 興味津々になった おてきちは
この観想シスターたちが焼かれたという、手作りクッキーが修道院で販売されていると知り
これは是非とも食べてみたぁ~い!!と思い、ロクを引き連れてやって来たというワケですよ(笑)
観想シスターとは、一切外に出ずに外部との接触を断ち、社会と完全に切 り離された生活を
される中で 、1日の大半は静かに祈りを捧げられておられるようですね・・・。


一方、布教のシスターとは日々の買物や教育活動など、対外的な仕事を担当されているみたい。
そういった暮らしの中で、クッキーも手作りで焼いておられるというワケですよ!!
ロクは玄関先に繋いでおいて。。。
どのようなクッキーがあるのか、シスターと 共にガラスケースの中を覗きながら
可愛いレトロな缶に入った クッキーをチョイス


アドベント (Advent) とは、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことで 「到来」 を意味する
ラテン語の Adventus からきており、日本語では 「待降節」、「降臨節」 とも言うそうです。
教派によっても呼び方に違いはあるそうですが、初めて耳にする言語の波に感動の嵐ですぜぃ
そのアドベントには、ろうそくを用意して クリスマスまで毎日1本ずつ、ろうそくを灯すといった
習慣もあるそうですよ


こういった修道女が作るお菓子って、これまで全く知りませんでしたが。。。
調べてみると。。。国によって色々な種類の焼菓子があるんですね!!
見た目、パティシエが 「これでもかっ!!」 みたいに気合いを入れて創作された菓子ではなく
嫌味もなく、豪華絢爛なお菓子ではないけれど、素朴でどこか懐かしいお菓子が揃っていましたよ
早く帰って、シスターの手作りクッキーを紅茶とともに頂こうじゃありませんか


ふふふ どうですか!!このレトロな缶がステキでしょ
しかもクッキーも可愛いし!!味は・・・シナモン、ジンジャー、珈琲、メープル、ココナッツなどなど
缶を開けた瞬間に、クッキーの何とも言えない焼き菓子の香りが漂って来て。。。
紅茶を淹れる間もなく、ちょっとだけ ツマミ食いを・・・。
おぉおぉぉ~!!このサクサク感といい、風味の軽さといい、今まで食べたクッキーとはまるで違うぞ


何でこんなに サクサクしているのだろうか???
もしかして。。。小麦粉を使っていないのか??
スペインにも伝統的なお菓子があって、それは小麦粉をいっさい使わないアーモンドと卵
砂糖のみで作られている スイーツがあるのですが。。。それに近いのか!?
今度、行く機会があれば、勇気を出してレシピを 聞 いてみようかな


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