歓喜の雄叫び♬

おてきち

2020年12月05日 15:58

これで肥前に存在する白磁製の鳥居、すべて制覇することが叶いました
家から歩いてでも行ける、ロクも一緒に行った長崎市にある【宮地嶽八幡神社】
それと有田にある【陶山神社】、ここにもロクと一緒に行きました
そして3本目が、ここ佐嘉神社の敷地内に建つ【松原神社】の鳥居には
ロクと一緒に見ることは叶いませんでしたが・・・
おてきちの目的はこれで果たすことが出来ました


そしてこれらの3本ともに、共通して製造人が岩尾久吉
角物細工人が金ケ江長作、丸物細工人は峰熊一でしたね!!感動です
明治に建てられたようですが。。。こんなにボロボロになって
でも3本の中で屋根が設けられているのは、松原神社だけですね(笑)
社殿は少し離れた場所にあるのですが、鳥居だけこちらに移設された?のかな


大きな地震でも来たら、熊本城じゃないけど耐震補強がされていないような
古い建造物は間違いなく、倒壊を免れないワケですからね・・・。
なので、現役のうちに?見ることが出来て本当に大満足です
そしてこの松原神社の鳥居が、全体的に見ても1番美しい状態でしたね。


そういえば有田の「陶山神社」の磁器製鳥居ですが、明治21年に奉納されたモノで
やはり長い年月の風化によって、ひび割れや部分的に欠けていた部分が目立っていたのか
その修復作業が今年2020年、1月より行われていたようで・・・
その作業も終わり、建立当時の美しい磁器製鳥居の姿に戻ったと書いてありましたが


良かった・・・それこそ古い時代が感じられるボロッちいままの鳥居の姿を
見ることができて
こういうのは真新しいからイイってもんじゃなかばい!!
でも長期に渡って保存することを考えると、致し方ないのはよく分かる
それこそ陶山神社にも何度か行ったけど、その度に境内が何かしらキレイに
整備されていて、嬉しいというよりはどことなく淋しい気持ちの方を
強く抱いたのを思い出しますね・・・。


ボロボロもヤバイけど。。。ニュータイプに生まれ変わってしまうのも何かツライ
この複雑な心境を抱かせるほどに、他には滅多にない貴重な磁器製鳥居の魅力が
おてきちをそこまで悩ませるのだと・・・このツルツルとした滑らかな肌触り
とってもステキですぜ(笑)


鳥居の正面から見ると、背景に見えるのは「松原の大楠
樹齢620年といわれるその古木は、佐賀県の銘木にも指定されているそうです。
確かにデッカかったと思うけど・・・
何しろ鳥居にばかり意識が集中していたもんだから、落ち着きを失くしており
夕日をうまく取り込んだ撮り方を模索していて、ついつい600年モノの大楠の
パワーを貰うのを忘れてしまった


また鳥居の背後から見ると、洋風建築のようなオシャレな建物が見えますが。。。
こちらはどうもトイレみたいで、そしてこの写真は貴重な古写真となるハズ(笑)
というのも、老朽化のため来年8月までに撤去される予定だと今年の6月くらいの
佐賀新聞の記事に掲載されていたのが、こちらの建物なんですね
鳥居の写真を撮ってから、あとでトイレにも行こうと思いながら時間がなかったので
バタバタしていて結局、違う別のトイレに入ってしまった


なかなかトイレとしてはオシャレな建物なのに・・・残念です。
このすぐ近くには【徴古館】という、鍋島家に伝来した品々が展示されている
歴史博物館があったのですが、この日は展示替えのため休館で入れず仕舞い。
でもいつの日かここも必ずや!!訪れたい場所のひとつですね
明日も続きます




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