カノン砲
太宰府を後に、高速を途中下車して寄り道したいところがあって。。。
吉野ヶ里遺跡の看板を横目に、佐賀駅や県庁のある中心部に鎮座する
【佐嘉神社】へとやって参りました
どんだけ神社が好きやねん!!と思われそうですが(笑)
来ないワケには行かない、とても重要な場所なのです。
大鳥居のすぐそばに展示されていたのは、復元モノではありますが「
カノン砲」
と呼ばれている鉄製の大砲がありました。
佐嘉神社に祀られているのは、名君といわれた十代藩主・鍋島直正公と
十一代藩主・直大公になります。
直政公は、日本で最初の洋式反射炉を設け近代大砲の鋳造に成功された藩主です
説明版によると。。。
佐賀藩は1642(寛永19)年から、長崎港の警備にあたっていたが
1804(文化元)年、露国使節レサノフの来航
1808(文化5)年イギリスの軍船「
フェートン号」の長崎港侵入があり
長崎港の警備はそれ以来、緊迫した空気に包まれた。
鍋島直正が十代藩主につくと、これに対処するため長崎港台場の増設と
洋式大砲の設置を痛感し、1850(嘉永3)年、築地(今の日新小学校)に
反射炉を築き、日本で最初の鉄製大砲の鋳造に成功した
こういう工業というのか、専門的な分野における技術の高さとかはよく分かりませんが
先見の明があったというのは理解できますね
あと
【佐賀の七賢人】と書かれた石碑?が大鳥居の横にありました。
鍋島直正公(肥前佐嘉・第十代藩主)
大隈重信 (総理大臣、早稲田大学創立者)
江藤新平 (司法卿参議)
佐野常民 (大蔵卿、農商務大臣、日本赤十字社創立者)
大木喬任 (司法相、文相)
島 義勇 (明治天皇侍従、判官)
副島種臣 (参議外務大臣)
~佐嘉神社HPより参照~
いわゆる新政府の重鎮メンバーということなんでしょうね。。。
おてきちは直正公&大隈重信氏くらいしか知らないかなぁ(笑)
そういえば日本で有数の大手菓子メーカーのお偉いさんは、佐賀出身って知ってました
例えば、近頃お世話になることも増えたサロンパスでお馴染みの久光製薬だったり・・・
江崎グリコの創業者・江崎利一や、森永製菓の創業者・森永太一郎も佐賀出身
というから、ちょっとビックリですよ
先人に恥じぬよう、努力を惜しまず積み重ねて成功を導く人間が多い県なんでしょうかね。
明日もコッテリブログは続きます(笑)
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