過去を振り返ってみると、10代~20代の頃ってやっぱり透明なモノに 対する
強い憧れがあって、その中でも特にガラス系のモノって大好きだったりするワケですよ!!
これまでに行ったことがある、ガラス関連の場所を思い起こせば・・・
小樽にある北一硝子、箱根ガラスの森美術館&箱根ラリック美術館
黄金崎クリスタルパーク、清里北澤美術館、能登島ガラス美術館、大一美術館
萩ガラスに岡山だったかなぁ・・・人形峠の近くにあったウラン専門のガラス館
とにかく名の知られていない小さなガラス工房から、有名な観光地のガラス美術館まで
行ける所には時間の許す限り、見に行きましたっけ
行ってみたいガラス館は、薩摩切子もそうだし。。。
まだまだいっぱいありますけど・・・その中でも、長浜だったかな?
ルネ・ラリックが展示されてあった確か。。。成田美術館は印象に残ってますね(笑)
そして本日のガラス館は、雲仙にある
【ビードロ美術館】 です
かなりの昭和のニオイがプンプン漂う、ある意味 タイムスリップしたような レトロな館内は
個人の膨大なコレクションということもあり、撮影は禁止とのことだったので。。。
文章だけで上手く伝え切れるかどうか・・・
2001年に開館されたようですが、どこを探しても詳しいことは見当たらず。。。
館内にあったキャプションの中に確か・・・どこかの建設会社だったかの社長か会長さんの
コレクションであるような事が書いてあったような。。。
間違っていたらカタジケナイ
江戸期の長崎ビードロ、19世紀のボヘミアンガラスなど 世界のアンティークガラスや
オイルランプなど、約300点を収蔵する本格的なガラスの美術館です
またガラスの他にも、古伊万里、平戸焼、柿右衛門、井上萬二といった
人間 国宝作家の陶磁器、漆器、絵画などのコレクションもあったりして。。。
見た中では、これまでに実際に見たことのない 海外のオイルランプが見事でしたよ
ここまでは撮影がO Kだったので・・・
大正時代の涼しげな氷コップの数々が、ガラスケースの中に収められていました。
説明によると、日本で氷屋を開業したのは1869 (明治2) 年、横浜であったといわれている。
以後、各地で かき氷屋が営業を始め・・・氷皿は町工場で大量生産されるようになり。。。
職人の創意工夫によって、多種多様な器が生産されていったそうですね
上の写真ですが、実はこれ (明治30年~大正10年) に作られたプレスガラスの秀作らしく
見込みの部分には、君が代の歌詞
「君が代は 千代に八千代に さざれ石のいわほとなりて 苔のむすまで」
が刻印されてましたよ!!六千代 ぉ~~~
そうそう、君が代といえば、昨夜のサッカーの試合は最高でしたね!!
久保くんは惜しかったけど・・・やっぱり大迫選手はハンパなかったですわ(笑)
それはイイとして。。。
周囲には桜文が散らされていて・・・何とも優美なプレスガラスでしたよぉ~
薄暗い館内では文字がハッキリと撮れずに・・・カタジケナイ!!
現代ガラスも所々に展示してあったのですが、おてきちは全く知らない名前でしたけど
現代ガラスの巨匠・リベンスキーという、1960年代にアメリカで始まったスタジオガラス運動の
先駆者らしく、リベンスキーと ブリフトヴァの代表作 「
Horizon」 は観る人を圧倒する
作品みたいですよ
おてきちは・・・観たような・・・見ていなかったような・・・
それよりも フランスやイギリス、オランダだったかな?などのオイルランプのコレクションに
珍しく魅入ってしまって・・・これまで日本のオイルランプしか知らなかったので海外モノの
デザイン性の美しさには、感動 しましたね
オイルランプってパーツ、パーツで材質が異なっているのが大半ですけど。。。
陳列されたコレクションは、どれもこれも デティールまでこだわり抜かれた傑作が
集められていたので、その彩色だったり、ガラスのカット具合だったりを観ながら
いったいどんな人物が、これらのコレクションを買い集められたのだろう。。。と
製作者ではなく、蒐集された見えない顔のコレクター自身に興味は募るばかりですわ(笑)
興味のある方は 「
雲仙ビードロ美術館」 のHPを どうぞ
https://unzenvidro.weebly.com/12499125401248912525326543489939208.html