門前の蕎麦

おてきち

2013年11月17日 17:52

藤原時代を楽しんだ後は、やはり甘味処に立ち寄って余韻に浸りながら。。。
お茶でも一服して、束の間の休息をしないとイケませんよね
この辺りは日本の歩きたくなる道 500選に選ばれているだけあって
自然が主役なので土産物屋や飲食店は2~3軒ほどしかありません。


そんな数少ない店の中で、道端の分かり辛い小さな店の暖簾が目に付き
何とか時間を作って、帰りに立ち寄ろう
と密かに計画を企てていて大正解でした!!
こぉ~んなステキな茶室席のある 蕎麦屋があったからなんですよぉ~


東大寺二月堂の机かな???
黒&朱・・・、これって根来の世界
いいっ!!侘びた感じの壁が素晴らしいです・・・。
浄瑠璃寺の門前に こんなステキな蕎麦屋があったとは


備前か伊賀か。。。渋いけど嫌味がない。
アカン、アカン!!興奮して大人しく座ってられまへん
今日は写真が多くなってしまいそうですが、店内の雰囲気が伝わることを願って・・・。
なんつっても人生は楽しんだ者勝ちでっさかいなぁ~


茶室席には4名分の席があります。
おしながきは、手打ちそば(二八蕎麦)で せいろ、おろし、鶏せいろなど。。。
初めて行く蕎麦屋での楽しみは、まずはどんな盛り付けで出てくるのか
その事の方が味よりも楽しみってところはありますね


おてきちは、せいろ蕎麦をオーダー!!
おっ結構、細めの手打ち蕎麦なんだぁ~。
そばつゆはキリッとした濃いめの味で、蕎麦は絹っぽい食感のような
上品な喉越ごしを感じました・・・。


本来、つゆと蕎麦は別物だけど、ある一定の距離を保ちながら寄り添う関係
なくてはならない大切なパートナー!?のような間柄を感じました
珍しく奥の深い感想になってしまった訳は。。。
吞まない癖に、どんな酒器を使われているのかと好奇心を出したせい?カモね


まだこの部屋で寛ぎたくって、食後のデザートをチョイス
じゃじゃぁ~ん!!苦手な小豆モノの ぜんざい・・・。
アイス系がなかったので仕方ない。しかも餅まで乗ってるし
カモノハシの箸置きかなぁ・・・?昆布が入っている器はマンボー???


落ち着く部屋でスキな蕎麦を食べて、満たされた時間を過ごさせて頂きました。
下調べをして出掛けるのも楽しいですが、突然に見つけた寄り道コース的な
開けてビックリ玉手箱~!!みたいな出合いもまた旅の醍醐味ですよね
時間帯が少し遅かったのでお客様もなく、貸切状態だったのでラッキーでした。


色んなところに石や瓦などがデザインされていて、参考になりました。
アイデアとセンスのいい蕎麦屋さん 【吉祥庵】 からも 浄瑠璃寺の三重塔が
少しですが見えるみたいですよ
そろそろ おてきちの家の庭にも、雪が降る前に瓦埋め作業を始めないとな・・・。


手打ち蕎麦 吉祥庵さんのHPはこちらです!!
http://ken.no-blog.jp/kisshouan/


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