彼岸花が田んぼの畦道に彩りを添える頃となりました
暑かった今年の夏も終わり、食欲の秋がやって来たと五感で感じる瞬間です
車に乗るのが日常に根付いてしまと、休日だからと言って散歩に出かけることもなく
このままでは間違いなく足腰が弱ってくるのも時間の問題カモってね
昨日の朝、主を駅まで送った帰りに、家の近くに新しい道路が建設されているのですが
その建設工事に伴う発掘調査の現場の前を通ってみると。。。
いつもなら時間外はブルーシートが掛けられているのですが。。。
昨日は台風対策のためなのか?シートはなく、掘立柱建物の柱穴とみられる穴凹たちが
方角とすれば南北になるのかなぁ・・・それなりに点在しているではありませんか!!
地元の発掘現場を生で見るのは初なので、ちょっと興奮&感動です
悔まれるとすれば、ここにロクが居ないということくらいですかね・・・。
ここ県南部の
【里西遺跡】は、琵琶湖から流れ出す瀬田川の東側にあたります
また遺跡の北側には瀬田川へと合流する大戸川が流れ、南側には田上丘陵が連なり
大戸川などの河川によって形成された田上平野には、昔と変わらず水田が広がる
ある意味、風光明媚な場所というか・・・のどかで暮らしやすい豊かな土地ですね
なので、田上山からの伏流水のお陰なのか、とにかくお米が旨いんですよ!!
「
おうみ文化財通信 vol.
49」を読むと、鎌倉時代から室町時代にかけての
屋敷跡地(中世の屋敷跡)が見つかり、この遺跡の南側に位置する関津遺跡でも
平安時代後期から鎌倉時代にかけての集落が確認されているそうです
また縄文時代晩期に造られた溝なども確認されているそうなので。。。
古い時代からこの土地で生活していた家族がたくさんいたんだな、と想像すると
もしかすると、おてきちの先祖にあたるような人も居たりして
とロマンに興奮したりするワケですぜ(笑)
それにしても穴掘りの現場・・・ロクと共に掘りたかったなぁ
こんな地元で発掘が行われる機会なんて、まずまず考えられないし・・・残念です
現在、田上山の中腹には、新名神高速道路の建設工事の風景が見られるのですが
江戸時代にハゲ山と呼ばれてた時って、工事に伴う今のハゲレベルよりもっと激しかった?
などなど、変わりゆく地元の風景を眺めながら古代に思いを巡らしています
参考までに「
おうみ文化財通信」のHPを添付しておきます。
http://shiga-bunkazai.jp/category/pubrish/%E6%96%87%E5%8C%96%E8%B2%A1%E9%80%9A%E4%BF%A1/