御茶所の時計が15時を指す前に、母に無理やりリュックを背負わせて下山進行!!
その前にトイレ休憩をと・・・するとトイレ前に御触書じゃなくって
案内板が立っていたので読んでみると。。。
おてきちたちが先ほど登って来た参道は、私たちの祖先が長年、艱難辛苦のすえ
十八丁もある山道を切開いて造られた貴い参道なんだとか
南郷バス停留所までゆるやかな一本道で、約40分かかりますが
古老の足跡をたずねながら、美しい自然に接せられますことをおすすめします
確かに一本道ではあったけど。。。
約40分!?そ、そうなんや・・・
ということは、片道X3本分歩いた計算になるんやな
いつもなら看板やパンフレットは帰ってから読むのに、この日はなぜか読んでしまった。
途端に疲れがドッとこみ上げて来たものの、道中に見る美しき自然の風景に疲れも忘れ
また新しい気持ちで旅人になれるから、自然の偉大さには改めて惚れ惚れ致します
おぉおぉおぉ・・・瀬田川景勝地のひとつ鹿跳渓谷に流れる川面が見えますよ!!
しかもあの集落の右上に見える森は、関津城遺跡がある場所ですかね
登って来る時に通っている道とはいえ、見る方向が変わると違って見えるから不思議
折角なので母の記念撮影も済ませ、所々で休憩も挟みながら
明日への疲れを、なるべく残さないペースで下って行くことに。。。
すると母が先に見つけたのですが、岩肌に描かれた観音さまの苔アートです
それに賽の河原で見掛けるような石積みもあったりして。。。
結構、道草が多くなり時間は随分と押して来たって感じです!!
それでも場所によっては、転がっている石の表情が様々なので楽しくって
それに見て下さいよ
こんなの見つけてしまいましたよ・・・。
見る人が見たら何だか分かってしまう、専門的な焼き物の欠片です。
普通は絶対に見つけられるようなモノではないのですが。。。
この周辺には、古代の墓、もしくは川が流れているので暮らしが営まれていたのカモ。
あまりに興奮してしまって、母の存在をすっかり忘れ時間の経つのも無視です
完全にスイッチがONになった、おてきちは川底の砂まで素手で掘り出す始末
するとまたまたこんなお宝オーラを放った、石英かな?の塊を見つけてしまいましたよ
真ん中にはキラキラ光る雲母が嵌まり込んでいてオシャレでしょ
すると前方から母の呼ぶ声がして・・・なにぃ~!!と返事すると
あんたの好きそうなモノがあるから、早よおいで!!と言われ渋々先へ歩いて行くと
おぉおぉおぉおぉ・・・さすが母上!!おてきちの好みをよくご存じで
この木のオブジェ、まるで今のおてきちの心情が理解できているかのような立ち姿
こんな感じで親子そろって、道草&油売りをしていたもんだから
南郷公園に辿り着いたのは17時でした・・・。
疲れは二人ともそれほどなく、それ以上の収穫をリュックに詰め
心躍る観音登山でした