3匹のトラふぐ

おてきち

2019年12月13日 15:51

これが不思議と1人ランチをする、という行為が、おてきちは昔から結構好きというか
落ち着くモノで・・・精神安定剤のような役割も果たしているワケなんですね(笑)
だからと言って、ゆっくりと食べるワケでもなく・・・
注文してから運ばれて来るまでの間は、店内を見渡したりしながら静かに待つ
そして食事が運ばれて来たら、静かに黙々と食べ・・・
食べ終えたら、最後に少しお茶を飲んで静かに席を立つ
このルーティンは、昔っから何ひとつ変わっていませんね(笑)


「髪を整えて、靴の汚れを落とすこと」
「鉄砲と弾丸を置くこと」
「帽子とコート、靴を脱ぐこと」
「金属、とがったものを置くこと」
「クリームを塗ること」
「頭に香水をかけること」
「塩をもみこむこと」
このように、注文の多い料理店みたいなお店に、いつかは遭遇するカモ
という期待感もないワケじゃないけれど、想像して待つ時間もごちそうなんですよね


本日の食事先は 【市むら】 という、新鮮なトラふぐ料理を提供されているお店でもあり
日替りランチはコスパにも関わらず、以前も日替りを食べたことがあるのですが。。。
とにかくついて来る刺身が、量は少ないのですが絶品なのには感動モノなんですよ
それで今年こそは、人生初のトラふぐ料理をこちらのお店で食してみたいなぁ~
といった希望もあって、ちょっと下見も兼ねて?ランチを食べに来たって感じですかね(笑)


八郎川に面してお店は建っていて、川とは言っても橋の向こうは橘湾が広がっていて
海になっているので、川からは潮の香りが漂って来ます
このように海に囲まれた長崎は、おいしい水産物の宝庫でもあり・・・
ちょうどこれからの季節は、トラふぐやカキが旬のシーズンなんですね!!
おてきちはカキが苦手なので・・・でもカキ好きなら、格安でカキ焼きなんかも楽しめますよ


そしてトラふぐですが、実は養殖生産量が全国1位なんですって
この八郎川を下って行った橘湾付近が戸石地区と呼ばれる場所で、そちらが県下三大産地の
ひとつとして知られている 「戸石とらふぐ」 の養殖場になっています。
トラふぐの話は今日のところは、このくらいにしておいて。。。
本日の日替りメニューは・・・【豚とキムチの卵とじ】 ですって


早めに行ったにも関わらず、店内に入ると女性客がゾロゾロと。。。
どうも聴いていると皆さん、トラふぐを目当てにやって来られたようでしたね(笑)
おてきちは・・・1人ということもあってカウンターに通されたので
5席ほどあるカウンターの右端に座り、日替りを注文してから・・・
トラふぐのメニューを、一応改めてチェック!!


するとカウンターに立って作業をされていた板さん?かな、が、さばこうとされていた魚が
何と!!トラふぐだったので、思わず写真を撮らせて下さいッ!!と言いたいところを
グッとガマンして・・・まだ動いている3匹のトラふぐが、さばかれる様子をのぞこうとしたら
無口な板さんは、おてきちから少し遠ざかった場所で処理をされ始めたので。。。
チッ!!包丁を持つ人間なら、堂々と勝負しなってんだいッ!!
江戸っ子は許しても、おてきちはどうかな・・・(笑)
そんな妄想劇場をつまみにしながら、柳川風に仕上げられた豚キムチの卵とじに
なかなかイケルやん!!と、すっかりトラふぐの存在を忘れてしまっているおてきちでやんす


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