手しごとが紡ぐ美

おてきち

2019年11月11日 09:38


長崎民藝協会員さんたちの展示即売もあって、器や花瓶、抹茶碗、はし置きなど
どれも洗練された無駄のない、用の美を兼ね備えた作品の数々でしたよ
おてきちは以前から、スリップウェアの四角いプレートがひとつ欲しいなぁ・・・と
思いつつも、なかなかお気に入りの図柄と出合えずに探し求めているワケですよ
なにか目的があった方が、楽しみも増しますからね!!


今日は布系を見ていきたいと思います。
おぉおぉおぉ・・・これは筒描きですな
こちらは壱岐の嫁入り風呂敷のようですね
嫁入りする時に、父親が娘に贈る風習があるそうです。
その土地の染屋さんで染められた、木綿の糊染めみたいですよ


続いては、芭蕉布で作った上着といって良いのでしょうかね(笑)
芭蕉布と聞くと、おてきちの中では琉球王国のイメージが強いのですが。。。
涼しげでサラサラとしていて軽そうだから、夏のワンピースとかにイイかもね


おっと!!続いてはどこの布ですか?
アフリカのコンゴにあった、タパ大国の儀式用の布だそうですよ
ビロードと呼んでいるそうですが、織と刺繍を組み合わせた複雑な手法で
デザインの斬新さは驚くばかりです。
民族の多様な文化を認め合うことも、民藝の大切な要素なんだそうですね


ナスカの地上絵じゃないけど・・・パナマの手芸だったかに似たようなデザインが施された
キルトで作ったモラというのがあって、近江で知り合いの方がモラをされている人から
カバンを貰ったというので、一度、見せて貰ったのを思い出しましたよ・・・。
このアフリカの布も、本当に複雑で斬新なデザインの布ですよねぇ~
迷路のようで、長時間眺めていると目がチカチカしますな(笑)


その土地、その土地によって育まれた風土の色合いだったり、伝統の織物だったりと
布の歴史も奥が深いワケですよ
古裂ファンもいるくらいに、ハマルと大変な世界なので。。。
あまり追及せずに、見るだけに留めておいた方が身のためなので。。。
興味半分、名前や図柄、雰囲気、用途くらいはチェックしておくことに致しましょうぞ(笑)


機織りのような機械がありましたけど。。。
いったい何を織るための道具なんでしょうね!?
そういえば椅子敷き (ノッチング) の、製作実演があるようなことが書いてあったけど
もしかすると・・・その道具カモね
ところで椅子敷きって、座布団のことかな?


周囲をキョロキョロ見渡すと・・・ありましたよ!!
恐らく・・・これを織るための道具ではないでしょうかね
西陣織じゃないけど、これは糸を配置するのとか大変そうですよぉ~!!
でもフカフカそうで気持ちよさそうですが、糸は何を使われているんでしょうね・・・?
アカン、アカン。あれこれ興味を深く持ってはイカン!!
そして明日も民藝は続きます(笑)←まだ続くんかぁ~い




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