シンプルな美への憧れ

おてきち

2019年11月10日 15:03

本当に良いと感じるモノは、数多くは必要ないんだな・・・と最近になってようやく
そのような考え方も、少しですが出来るようになって来たハズなのに。。。
自分ではそのように解釈しているツモリでも、いざ現物を目の前にすると
たちまち事情は変わってしまい、うまく表現できないのですが例えるならば
アーモンドが入ったチョコレートを、アーモンドが出てくるまで舐めていることが
ガマンならない!!というのか・・・


そんなことはどうでも良いとして(笑)
これらのガラスは 「倉敷ガラス」 だそうです
倉敷ガラスは小谷真三という、職人がたった一人で民藝に取り組み苦闘した
成果なんだそうですよ
江戸ガラスのような光沢が、どこか懐かしく温もりを感じるガラス色ですよね・・・。


その中でも、やっぱり異素材がコラボしたガラスがおてきちは好きですね!!
ガラスと組み合わせてある素材は、鉄かな?なんでしょうね。。。
まだまだシンプルな美への追及は遠いですわ


以前、カリー&工芸 「」 でお目にかかった江戸時代の蕎麦猪口もありましたし
その他の骨董品に関しては、恐らく庄司氏の所有物かと思われますが。。。
どれもステキで、余程、吟味されて手に入れられたモノなんだろうなぁ・・・
などと勝手に想像しては、あえてそういった繊細な部分に触れるのは
タブーであると思うワケですよ


おぉおぉおぉ・・・こちらのガラスは、モスグリーンですか!?
18世紀のオランダ、イギリスの古いガラス瓶だそうです
吹きガラスの洋酒瓶だったみたいですが、考えてみれば子供のころってガラス瓶に
興味があったりして、身近にあったサイダー瓶や色付きの分厚い瓶って結構好きでしたね


その他に中国・明時代の鉢モノもありましたよ!!
中国は昔から焼き物大国としても知られていますが、絶品と呼ばれる品々を多く
作って来た中で、この鉢モノは国が乱れ管理が甘かった明末頃の製品らしく
ちょっと雑ですが、大らかな中にも東洋の深い美があり、こういったモノは特に
日本人に好まれたそうですね


その左横には、ステキな朱色のお膳?お盆?がありましたよぉ~
南の国の器」 と題された器にもそれぞれ、何焼きと書かれた名札が
ちゃんと置いてありましたけど。。。
お膳の方にばかり気を取られて、器たちを上から撮るのをスッカリ忘れてましたよ(笑)
なので雰囲気を見て、想像のほどヨロシク!!


うわぁ~!!この根来ふうの小物も可愛い~!!
これらは 「タイの漆器」 で、タイやミャンマーでは日本に負けないくらいの立派な
漆器に出合えるそうですよ
右側のナツメのようなモノは、竹かごに漆を塗った物で、実用品として使われているそうです
茶葉とかを入れて使っているのでしょうかね・・・?


そして最後の皿は 「くらわんか」 と書いてありましたが。。。
波佐見焼のくらわんかですよ!!
なます皿タイプや茶わんタイプのくらわんかは、これまでに何点となく目にして来ましたけど
こういったプレートタイプのモノは・・・多分、初顔合わせだったような。。。
それにしても渋い時代モノを、色々とお持ちのようですな
ギャラリーでの企画展示は、本日が最終日になっていますけど。。。
おてきちブログでは、明日も続きます




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