焙烙焼き

おてきち

2019年10月19日 16:47

中華料理の部門は出店数が少なかったですね。
長崎といえば円卓を囲んで食べる 「卓袱料理」 が有名ですが。。。
中華料理に入るんですね・・・その卓袱の中の一品に、写真にある 【パスティ】
呼ばれる料理があるそうです
語源はポルトガル語のPasta、小麦粉を練ったモノと言われ別名パスタ焼きとも。。。

江戸時代から食べられていた料理で、当時は鶏モモ肉、ユリ根、銀杏、玉ねぎ
椎茸、ゆで卵などを醤油ベースで煮込んだ上に、パイ生地を格子状に乗せて
オーブンで焼いた料理なんですって


また焙烙を上下にして炭を乗せて焼き色をつけたもので 【焙烙焼き】 とも呼ばれています
網目状のパイ生地が、繊細さを醸し出していてイイ感じです!!
現在、長崎では一般の料理店で扱っているお店は少ないらしく。。。
郷土料理店へ行かないと食べることは難しいそうです
ちょっと家で作るには面倒ですなぁ・・・


あと近年、長崎で誕生した新しいご当地グルメが 【長崎ソップ】 と呼ばれている料理で
鎖国時代にオランダ商館で食されていた味わいを、長崎の魚をふんだんに使って現代風に
アレンジされた料理だそうです

ソップ」 は、オランダ語でスープのこと。
鎖国時代、出島オランダ商館では、オランダ正月料理のひとつとして伊勢海老のスープなどが
食されていたそうですよ!!
そういえば野母崎周辺では、立派な伊勢海老が時期になると獲れてますからねぇ

長崎では具だくさんの汁物を、ソップと呼んでいたそうです
おてきち魚介類はちょっとねぇ・・・
でも伊勢海老は食べられる!!
それにしても長崎は、昔っから本当に食材が豊富な土地なんですねぇ・・・
そうだっ!!今夜は鯵の刺身定食でもこさえるとすっか


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