早起きを始めて、約2週間が過ぎようとしています
そろそろ慣れたであろうハズが、逆におてきちに必要とされる睡眠時間とは
どうも相性が合わなかったようで・・・
体内時計が狂い始めた頃、ようやく長崎くんち本番の日がやって来ましたよ!!
10月7日~9日までの3日間、各踊り町は連日ハードなタイムスケジュールで
この3日間、こなされて行くワケですが。。。
心配されていた天気も、曇りがちではありましたけど、雨も降らずに何とか無事に
祭りの日を迎えることが出来ました
ということで、昨日は早朝3時に起きて、タクシーに乗って諏訪神社に向かいました
まだ5 時だというのに、結構な人が並んでいたのでビックリ!!
皆さん、ものすごい気合いの入りようですわ
今回、当選した 「
長坂」 という場所は、諏訪神社の踊り場の正面にある73段の階段のことで
この石段は拝殿に上がる階段でもあり、くんちの時は特等席で知られていて しかも無料!!
その昔は、今のようにハガキによる抽選ではなかったらしく、良い場所を確保しようと何日も
徹夜する人までいたそうですよ
長坂の中央には通り道が設けてあって、左右に別れて 1段ずつに10~12人ずつが配置され
1番町が7時に諏訪神社に入って来るので、それまでの間、応援の練習を長坂の全員で
行うそうです(笑)そうこうしている内にも、彦山の方角から白々しく夜が明 けて来ましたよ
奉納がされている間、常に長坂の下で陣取っている白い筒袖 (トッポ袖) を着た
【白ドッポ】 と
呼ばれる、くんち応援団の誘導のもと、祭りを盛り上げるために掛け声の練習をするワケですよ
長崎くんちを見始めて早くも7年目に突入する、おてきちも早朝より張り切って大声を出しての
「
モッテコ~イ、
モッテコイ」 や 「
ショモォ~ヤァ~レ」 に 「
ヨイヤァ~」 など。。。
7年前には、まさか長坂で祭りを・・・しかも応援部隊の一員となってまで?観ることになろうとは
人生、まだまだ予期せぬことが起こりますわ
そして1番町は、今博多町の
【本踊】 です
今博多町は1634年に行われた 第1回の長崎くんちの時から、踊りを奉納されている町でもあり
くんちのルーツとも言われていて、1571年の長崎港開港から博多の商人によって栄えた事から
今の町名がついたそうです
もともとは遊女町だったそうで、その中でも1番人気だったオトワさん&タカオさんという2人の遊女が
諏訪神社で小舞 (こめ) を奉納したことから、長崎くんちが始まったんだとか。。。
くんちの奉納は、1番最初の演し物は本踊での露払いで始まり、所望踊は 「
長崎ぶらぶら節」 で〆る!!
これが定番で、おてきちはそれほど踊りに感心が最初はなかったのですが。。。
それなのに、これが年数を重ねるごとに魅入ってしまえる レベルになってしまったワケですよ(笑)
特に今年は良かったと、おてきちの本能は正直に喜んでいましたよ
踊りの細かいことは分かりませんが・・・鶴を表現された衣装も美しかったけど、それ以上に片足立ちや
鶴が周囲を警戒しながら首を左右に クイッ、クイッと動かす仕草など、振り付けがあまりに見事で・・・
思わず見惚れてしまう本踊でしたね
今博多町さんに、ヨイヤァ~!!明日は2番町を書かせて頂きたく候(笑)