唐八景

おてきち

2015年05月15日 15:24

長崎市田上(たがみ)という場所に、高台の公園があります。
ここは昔から市民の ハタ揚げの名所として 親しまれて来たところでもあり
また正面には長崎港や稲佐山、左手には伊王島、背後には茂木漁港といった大パノラマで
市内を見下ろすことが出来る 景勝地 【唐八景】 として知られている場所なんですよ


唐八景は市内東南部に位置し、4月の第一日曜だったかには山頂広場の草原で
長崎春の風物詩である ハタ揚げ大会が行われるんです
今年は生憎の雨だったので、恐らく延期で次週には行われたと思うのですが。。。


この島は以前ブログにアップしたことがある伊王島です
1枚目の写真だと、左中央に見える島になりますね!!
そして下の写真は、長崎港がマッポシに (長崎弁で真正面) 見えています


唐八景からは、長崎市内を見渡せるといった景観の素晴らしさや。。。
また中国西湖の景色に似ているところから 「唐八景」 の名で呼ばれるようになったんだとか
対岸に見えている 長崎のランドマーク的存在の稲佐山が この山になりますねぇ・・・。


ズームして行くと、稲佐山には夜景が売りの観光ホテルが建ち並んでいるのが分かりますかねぇ~
そして港には、またまた帆船まつりで停泊中の帆船が陣取っていましたよ・・・。
長崎港には定期的に外国からの大型客船がよく来るので、大型船ならではの重低音の汽笛を
聞きながら 勝手に港町の雰囲気に酔い痴れてますけどね


長崎では凧のことをハタと呼び、ハタ揚げは長崎くんち、精霊流しと並んで長崎の三大行事の
ひとつとして数えられているくらいに、年内行事の中では貴重なイベントみたいなんですね
このハタ揚げは他の地方と異なる点があって、他のハタと掛け合って相手のハタを切る!!
といったハタ切り合戦が空中で 繰り広げられる大会みたいなんですよ


そのハタ揚げに使われている麻糸には、ガラスの粉を糊で練って塗りつけた
ビードロと呼ばれるモノが使われていて、そのガラス粉によって相手のハタの麻糸を切る技を
競う辺りが見所のようですよ


ハタ揚げ大会はこの公園広場と、他にも行われている場所があると教えて貰ったので。。。
日傘と カメラと 水筒を持って、山登りも覚悟で行って参りましたよ!!
向かった先は、下の写真にある右端に見えている尖った山です
長崎のハタ揚げ大会を生で見物して来た様子はいかに!! 乞うご期待下さいませ




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