以前にブログでも紹介したことがある 南山手の斜面地を運行する斜面エレベーター
「グラバースカイロード」 に平行して坂道があります。
それが
【相生地獄坂】 と名付けられた坂段の存在です
ブラタモでも紹介されていた 石橋の電停から歩いて5分ほどの場所にあるのですが
その看板には、体力作り坂 350段と書かれています
数字を知ったからといって、今さら驚くこともなくなったくらいに長崎に馴染んでいる自分が怖い
でも、最近では階段の先には何が (どんな風景が) 待っているんだろうか!?
そう思う 期待心の方が強くなっていて、気が付けば階段を上ってるんですよねぇ~
坂段の途中で キョロキョロしながら歩いていて見つけたのが、これって菖蒲かな?キレイですね
この坂を上りきった所が、昨日の祈念坂へも繋がる道だったり、グラバー園にも繋がっている
南山手地区になるんですよね
そして向かい側に見えている景色は、東山手の高台に立ち並ぶ住宅や洋館群もあるんですよ!!
上の写真の左下にある建物を ズームしてみたのが 下の写真の洋館群です
現在この建物内では、古写真や埋蔵文化財、ワールドカフェとして活用されているみたいです。
居留地だった頃のピーク時には、800余りの洋風建築物が建ち並んでいたそうですよ
最初に建てられた 東山手の丘には、アメリカ人の住宅が多く建ち並び。。。
教会や ミッションスクールの基盤となった学校の職員住宅、それに領事館などが
数多く建てられたため 領事館の丘とも呼ばれていたそうです
そして、グラバー園の下辺りに建っていたのが こちらの
【南山手レストハウス (南山手乙27番館)】
この石造りの壁の洋館は、江戸時代末期 (1864年)~1865 (慶応元)年頃に建てられた
初期の居留地住宅みたいですよ
立派な石柱などが使われている 珍しい建物ですよね・・・。
どことなく大谷石にも似た雰囲気のする石でしたが、天草の下浦石と書かれていました
ドッシリとした石造りの平屋建ては洋館のイメージにピッタリかも
南山手からは、7つの東山手洋風住宅群 が見られて。。。
東山手からは、南山手に建つ 国宝・大浦天主堂や 南山手レストハウスが見える・・・。
そして長崎港も見えて、ここからは彦山(おてきちん家の裏山)から昇る朝日も見えるそうです
相生地獄坂を上った先に待っていたのは、まさに異国に囲まれた中心地でもありました