島鉄デビュー

おてきち

2020年11月09日 10:32

万歩計はカバンのポケットに入れているので、その数字が正確かどうかは
定かではありませんが、とりあえず表示されていた数字は13000歩でした
もと来た道を歩くパワーは残されておらず・・・1番近い帰り道を調べてみると
島原鉄道の本諫早駅というのが、商店街からすぐ目の前にあるようなので
そこから諫早駅までは一駅ですが、島鉄にはまだ乗車したことがないので
これをご縁に?デビューすることに致しました(笑)


ちょっと驚いたのは、島原鉄道の元、常務取締役というのが宮﨑康平氏という人物で
この方は【まぼろしの邪馬台国】の著者でもあったんですってね!!
日本の古代史研究家でもあり、作家でもあった・・・
それでまたスゴイのが、1952年に「島原鉄道観光の歌」を作ることになったらしく
島原鉄道は宮﨑氏に作詞を依頼されたらしく、その時にこの歌の作曲を担当したのが
朝ドラ「エール」の主人公でもある、古関裕而だったとは・・・ビックリ


また古関氏が、NHKのラジオ・ドラマ「君の名は」の音楽を担当していたことから
宮﨑氏はドラマの原作者であった、菊田一夫からおもてなしを受けたんだとか。。。
このことから、宮﨑氏は観光客の増加を狙うべく菊田氏に「君の名は」の結末の舞台を
島原にするよう誘致されたそうで・・・この誘致は功を奏し、島原(雲仙など)は
ロケ地として使われ、島原観光に火が付き一気にブームになったんだとか
やり手というか、鼻が利くというか・・・島原商人は近江商人に並ぶ逸材ですな(笑)


また地元の名士として、小学校や多くの高等学校より頼まれて校歌も作られているみたいで
あのサッカーの大久保嘉人選手が在籍していた、地元では有名な国見高等学校や
小浜高等学校、島原工業高等学校などの校歌は古関裕而とのコラボで作られているみたいだから
それこそ「エール」に登場しても良さそうな人物なんですね・・・またビックリです(笑)
そして、あの島原出身の女優・宮崎香蓮さんは孫にあたるとは・・・またまたビックリですよ!!
感慨深い気持ちで、ハッピートレイン色をした島鉄に乗ることが出来て良かったです


現在、諫早駅~島原駅間で運行する列車内では【しまてつカフェトレイン】と題して
(土)(日)限定みたいですが、地元のグルメやスイーツを楽しみながら
ローカル鉄道の旅を満喫して貰おうというイベントが、催されているみたいですよ
レトロな駅舎の壁に、提供される地元のお店紹介のパンフが貼ってあったので
見てみると、先ほどランチで食べた図書館カフェ「HYGGE(ヒュッゲ)」さんの
キッシュも、ちゃっかり?載ってましたよ(笑)


写真で見る限り、どれもこれも美味しそうで・・・食べたい気持ちが高ぶりますね
70席限定の完全予約制だそうです。
諫早駅~島原駅までの片道切符も付いて、島原城や湧水庭園(四明壮)の入場料込み
他にも島原市内の店舗で受けられる様々な特典付きで、お1人様¥5,000
色々と知恵と工夫で、観光誘致にチカラを注がれているんですね・・・。
おてきちは列車内で食事をしたら、ゲロってしまう危険(リスク)があるので残念ですが。


でも、まだまだ島原で行きたい場所は残っているので。。。
いつか島原半島一周の旅を計画して、原城址も含め、出掛けたいと思います
たまにはこういうプチ旅も、緊張感があって楽しかったです。
お土産はコレといって何も買わず。。。御朱印とアマビエのみを手土産に帰りました(笑)


長崎駅について、一息ついたらトイレに行きたくなって・・・
そしたらトイレの壁面のタイルが、あまりにキレイだったので思わずパシャリ
人が結構出入りしていたもんだから、ちょっと怪しげな目で見られましたけど。。。
おてきちにとっては、そんなの関係ねぇ~オッパッピ~ですな(笑)ふるっ。


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