限定アマビエ

おてきち

2020年09月02日 09:49

我が家にも【アマビエ】さまが、郡上市白鳥町にある「日本土鈴館」より
遠路はるばる、やって来て下さいましたよ
実はちょっと欲しいな・・・と、どこで購入しようかと思案していたところ
偶然にも15年ほど前からのお付き合いでもある土鈴館の館長さんより
有り難くも突然に送って頂けたワケですよ


館長さんからの手紙&新聞記事の内容によると、疫病から人々を守ってくれると
されている妖怪「アマビエ」は、肥後の国(熊本)の海に現れて疫病の流行を予言し
役人に自らの姿を描いた絵を、人々に見せるように伝えたという話で。。。
全国的にもアマビエにあやかった商いが、数ヶ月前には話題となってましたっけ(笑)
母にこの話をしたところ、何度言っても「アマエビ」言うので・・・金輪際この話は致しません。


しかも、東京むさし野にある深大寺窯(調布市)に発注をした限定品らしく
土鈴の高さは10cmほどで、全部で4色あるそうです(笑)
江戸時代に描かれた絵図の特徴をとらえながら、姿形は現代的にアレンジして
制作されたアマビエの表情は、横から見ると何かちょっとカッパみたい
背中側には、深大寺と書いてありました


思い起こせば15年ほど前、多治見焼や美濃焼巡りを兼ねて岐阜方面へ行った折
偶然、地図でみつけた「日本土鈴館」のネーミングに興味を持って。。。
日本とついているくらいだから、きっとスゴイお宝が見られる場所なのカモ
といつもの直感を頼りに、ナビの目的地に土鈴館を設定し、それこそ結構な山奥まで
車を走らせ行ったのを思い出しますねぇ~


確か入館は無料で、館内には様々な土鈴や世界の人形、民芸のようなお面など
他にも懐かしい昭和のコレクションが、部屋別に陳列されていてた数、約十万点ほど!!
全て館長が収集されたモノだそうですが、そんな大切なコレクションなのに・・・
館内入口にあった大きなガラスケースに並んでいた、いかにも時代の有りそうな
今でいうところの、チコちゃんのような前髪が横一列にピチッとカットされた招き猫がいて


おてきちは招き猫コレクターでもないのに、どうにもその猫から離れることができず
ガラスケースの前に突っ立って、食い入るようにその招き猫を見つめていると。。。
館長さんが、そんなに気に入りましたか?と一言
おてきちは、目を輝かせて館長さんに負けないくらいの笑顔で。。。
「はいッ!!こんな出合いは初めてですし・・・多分、この先もそうそう無いと思います」


すると館長さんはガラスケースの鍵を開けて、その中から高さ23cmくらいの招き猫を
取り出して、そんなに気に入ったのでしたら・・・どうぞと言って頂いて・・・
遠慮を知らない、まだ未熟者のおてきちは・・・「一生、大事に育てますので!!」と
当時のお調子者ぶり全開で、信じられない価格で譲って頂いてからのご縁なんです。
そしてその招き猫の名前は「おてきち」だということは、館長も承知の話なんですけどね(笑)


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