今日は様々なモチーフで製作された、ケンディを紹介していきます!!
中国やペルシャでは、動物をモチーフとしたケンディが作られていて
リスやオシドリ、カエルやゾウを模ったケンディが見られました
【青花掛け花生】
これは景徳鎮で製作された、ケンディを模した?ケンディ形の花生のようですね
裏面には、壁に掛けるため用の穿孔があるみたいですが。。。
心配御無用だと思いますけど・・・注出口から水は漏れないようにしてあるんでしょうね
【白釉藍彩蛙形ケンディ】
西アジア (ペルシャ) で製作されたモノで、中国磁器を陶器で模倣してあるそうです
ポスターにも掲載されていたケンディですが、目を引く斬新なデザインですよね
【青花葡萄文栗鼠形ケンディ】
こちらは景徳鎮産で、葡萄が描かれた球状の胴部の上にリスが乗り・・・?
リスの口が注出口を兼ねる、ってキャプションには書いてあったけど。。。
これってリスなんですかね!? 中国 に生息していたリスは、こんな感じだったのかな(笑)
でもユニークで面白いですよね
本来のケンディの素材は、やはり水を冷たく保つための用途が充たされる素材であるべきハズ
なので、こういった釉薬が施されたケンディは土器や木材モノと比べれば高級クラスでしょうし
飾って眺める役割の方が、大きかったのでしょうね・・・?
【白釉藍彩象形ケンディ】
西アジア (ペルシャ )で製作された、磁器に見えるけど・・・陶器製のケンディです。
インドの神話では、ゾウは世界を支える存在として描かれ、中国や東南アジアでは
霊獣とされ、縁起の良いモチーフとしてケンディにも取り入れたそうです
【青花象形ケンディ】
こちらは景徳鎮産で、ゾウは神聖な生き物ということで象の形をしたケンディは人気が
高かったみたいですよ
しかし象ひとつとってみても、表情がそれぞれに違っていて面白いですよね!!
【色絵象形ケンディ】
景徳鎮の色絵モノです。
細かな毛並みも見応えがありますが。。。
余白になっている窓絵のような?部分が妙に気に掛かりますね
もしかして・・・呪いの呪文とかを描くための余白だったりして!!
くわばら、くわばら。。。
明日はいよいよ国産品のケンディを、見て行きたいと思います