「
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 のユネスコ世界文化遺産
登録1周年記念として、博物館で特別企画展
【日本の聖母マリア像展】 が
開催されていたので、今年はちょうどローマ教皇も長崎にお見えになったという
記念すべき年でもあったので・・・興味があるなしに関わらず、とりあえず
展示を観に行くことに致しました
というのも、なかなかお目に掛かれない東京国立博物館所蔵である中国製磁器の
「
マリア観音像」 や、銅板油彩の聖母像 (親指のマリア) といった重要文化財の
数々が展示されているので、撮影は出来なくとも一見の価値はあるだろう。。。
と、展示室に入るなり、あまりの暗闇の展示室に一瞬、棒立ち状態でしたが
ま、照明を明るくすると貴重な紙本も多かったので、劣化も心配されるのでしょうしね。
展示物の中には、茨木市の千提寺で発見されたという聖母マリアの生涯をあらわした
ロザリオの玄義15景が描かれた
【紙本着色聖母十五玄義・聖体秘跡図】 もあって
これはキリシタン大名として有名な、高槻城主であった高山右近の領地
下音羽 (現在の茨木市) の旧家の棟木に、括り付けられていた竹筒から発見された
ものだと、以前、おてきちも 「
茨木市立キリシタン遺物史料館」 で観たような記憶が
ありますね・・・現地は隠れキリシタンの里として、千提寺の集落で人目を避け
密かに信仰を守り続けていたという歴史がある場所なので、信仰の熱い人々に
とっては、長崎の大浦天主堂と同じく聖地といって良い地域なんでしょうね・・・。
博物館から出て来たら、こんなキレイな毛並みをしたオスかな?メスかな?
よく分かりませんが、野良猫がいたので。。。
長崎で野良猫に会うのは、何も特別な出会いではないのですが(笑)
媚びて来るタイプではなかったので、カバンの中に常備している大切な保存食でもある
グミを、珍しくおてきちがネコに与えてみることにしました
すると・・・警戒しつつも、ニオイを嗅いで様子を伺っている感じで。。。
グミといっても、レモンとキュウイ味の酸っぱい系のタイプなので。。。
恐らく食べないだろうな・・・と、思いながらも与えたい気分だったので
どうするのかな・・・と様子を見ていると
こんなマズそうなモノを与えやがって・・・俺様をナメテんじゃなかばい!!
まだ他にも食べられるモノを持っていそうだから、全部ここに置いて行きな!!
そのような事を言われているような・・・目つきでおてきちを見ているもんだから
グミしか持ってない。長靴をはいた猫じゃないけど。。。グミを最初に食べた猫として
名を馳せるっていうのも、カッコイイと思いますぜ!!
おてきちは野良猫なんぞに負けはしない